実家から私を追い出したい義妹。お望み通り家を出てタワマンへ引っ越したら…！？

援助をしていたのは私

「お望み通り、私が出ていくことになってよかったわね。でも、結婚式も新婚旅行も、一般家庭が出せる額じゃなかったでしょ。両親の貯金額が期待より少なくても知らないからね。泣きついてこないでちょうだい」「あなたが両親を見てくれるなら、私は高級タワマンでも借りることにするわ」と伝えて連絡を区切りました。

義妹は「無職でタワマンなんか借りられるわけないくせに」と驚いていましたが、今にわかるはずです。

そして翌日、義妹からは泣きの連絡が届きました。「貯金、1億はあると思ってたのにないって言うのよ！ 気前の良かったお金はなんだったのよ！？」と。そこで私は真実を告げることにしました。「あれは8割は私が出しているのよ、聞いていなかった？」。

そもそも私は結婚願望がなく、両親に孫の顔を見せてあげることは一生ないでしょう。だから、弟夫婦には孫のプレッシャーを感じてほしくなくて、できる限り2人で楽しめるときは楽しんでほしいと援助の額を奮発したのでした。

義妹は「ウソ！？ え！？」とオドオドし始めました。

本当のことを伝えてすっきりした私は「それじゃ、同居生活楽しんでねー！」とだけ言って連絡を終えました。

同居生活は最悪な結果に？

同居がスタートしてから1週間が経ったころ、母から「あの子、同居を機に仕事を辞めてきたっていうのに、家事も料理も全然しないのよ。結局私が全部やっている上に、来てすぐあの子なんて聞いてきたと思う？ “貯金額いくらか”ですって！！ 信じられる！？」と嘆きの連絡が届きました。

私は、「じゃあいっそ、こっちにくる？ ちょうど下の階が空いたみたいなんだよね」と両親に提案。両親は受け入れ、実家を売り、私が暮らすタワーマンションへと引っ越してきました。

その後

弟夫婦は同居解消を言い渡され、さらに住むところもなくなって露頭に迷っているようです。「ずるいですよ！ タワマンに住むなんて！ 私たちも連れてってくださいよ！」と義妹からは連絡がきましたが、「同居解消されるような生活態度のあなたが完全に悪いのよ。タワマンだって何もずるくないわ。家賃が払えるなら、住めばいいじゃない」と伝えて関係を終わりにしました。

両親の資産を目当てに同居するような浅はかな人は、そう簡単に反省しないだろうとは思っていましたが、思った通り、義妹は納得いかないようで「私は悪くないもん」の一点張りだと言います。さすがに弟も頭にきたようで、今では離婚の話も出ているんだとか……。遠くない未来、弟もこちらにやってきそうです。

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