眠くても寝ない夫。「先に寝たら?」→「それはダメだ!」夫の「謎ルール」とは
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美容師をしていた27歳の私は、朝から晩まで、土日も関係なく働いていて出会いがありませんでした。そこでマッチングアプリを使って婚活を始め、いろいろな男性と会いまくったのですがご縁がなくて……。そんなとき、私がアプリでの操作をミスってしまい、全然タイプじゃない人とマッチングしてしまったのです! ところが……!?
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美容師として朝9時から夜10時まで土日も働くうち、気づけば27歳に。周りが結婚や出産をするようになり、私も「婚期を逃したくない!」とマッチングアプリでの婚活と、土日が休みの美容業への転職活動を始めました。
「とりあえず会おう!」をポリシーに、ホントいろいろな人と会いまくりました! しかし……私の引きが悪かったのか、なぜか会う人会う人、結婚以外の目的でマッチングアプリをしている人ばかりなのです。
「なんだかなぁ~」という思いと人見知りの性格もあって、私は人と会うことにだんだん疲れてしまい、とうとう「会うのもイヤ!」とまで思うようになって……。そんなときに出会ったのが、とある男性でした。
彼は全然タイプじゃなく、むしろ見た目は嫌いなタイプ。実は、私がアプリで操作ミスをしてしまって、彼とは偶然マッチングしました。そういった理由から「まあ、ヒマなときにでも会ってみるか」と彼への期待度は低く、お互いの家も車で10分ほどの距離で、会う約束をした時間帯も夜ということもあって、初対面のときの私はスッピンにパジャマ姿!
しかし、いざ会ってみると「どんなお仕事してるの?」「どのへんでお仕事してるの?」と、彼とは初めて会ったのに会話が途切れることなく、帰り際には「なんかこの人と結婚しそう!」などと予感めいたものを感じたのです!
彼とはそのあと自然な流れで交際へと発展。一緒に旅行やお出かけに行っているうち、ふと「ん??? 今の関係ってもしかして付き合ってる?」と気づきました。彼からの告白はとくになく、出会って2年後に結婚へ至るのですが、改まったプロポーズもありませんでした。
ちょうど私がひとり暮らしを始めようと思ったタイミングで彼の会社が新しく社宅を建てたので、そこへ一緒に住むことになったのです。私たちからしたら「一緒に住む=結婚」の感覚だったので、同棲開始のタイミングで入籍をしました!
彼のほうも、周りの結婚ラッシュにつられて「ぼちぼち俺も結婚せなアカン!」と思っていたようですが、結婚よりも子どもが欲しいという気持ちのほうが強かったみたいで、交際中には私との子どもがほしい!とよく言っていました。
その望み通り、結婚してすぐに私の妊娠が判明。女の子が生まれ、2人してものすごく溺愛しています! 婚活を始めたばかりのころは、なかなか良い出会いに恵まれずしんどい思いもしたし、彼との出会いは誤タップが原因なのですが、それもひっくるめて、彼と出会わせてくれたマッチングアプリには感謝しています! 結婚したい、子どもが欲しいというお互いの夢が叶ってよかったです。
文:まゆゆゆゆゆ
イラスト:すうみ
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