40歳、結婚するはずだった私は、婚約者を奪われた―婚約者を奪った後輩女性の末路とは
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彼氏、夫、義母、同僚……とのドロ沼人間関係トラブルを解消!読んだら胸がスカッとする、スカッと体験談! ※取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

私は数年前、結婚を約束していた同僚男性と婚約破棄をしました。結婚をやめる大きな決め手となったのは、彼の浮気。なんと彼は私の同期の女性と浮気していたのです。同期の女性とはこれまで切磋琢磨しながら仲良くやってきたつもりでした。しかし、彼を紹介したことをキッカケに、彼と彼女は私の知らないところで深い関係になっていたようで……結果、彼からも同期の彼女からも裏切られることとなったのです。
★ムーンカレンダーで注目を集めた「スカッと体験談」⇒「結婚やめろ」「着飾ってもブスw」彼の妹から嫌がらせメッセージが続く…。疲弊した私がした決断は
彼ときっぱり別れてから、彼と彼の浮気相手となった同期女性とは、なるべく関わらないようにし、2人の連絡先はブロック。会社で顔を合わせることはあったものの、2人から話しかけられることはありませんでした。
そして、気持ちを切り替え、より仕事に打ち込もうと思っていたころです。私に地方にある支社への異動の話が挙がりました。このまま2人と顔を合わせながら仕事をするのも……と思っていたので、私は異動の話を受け、地方へ行くことに。
2人と顔を合わせる機会もなくなり、気持ち的にもラクになると思っていました。
私が地方の支店に異動してしばらく経ったころです。
ある日、突然メッセージが届きました。送信元は、ブロックしていたはずの、あの同期女性でした。
「久しぶり。元気? 実は彼と結婚することになりました。結婚式に来てほしくて、新しいアカウント作りました」
最初、目を疑いました。彼の元婚約者だった私を自分の結婚式に招待するなんて。私はすぐに嫌味目的だと悟りました。
「行くわけないでしょ」とひと言だけ返信すると、さらに連絡が。
「ブーケトス、あなたのほうに投げてあげるから、期待していてね」
あまりにもバカにされていると感じ、連絡を返す気力すら失せてしまいました。
彼女の連絡先はブロックしましたが、彼女はその都度、新しいアカウントを使って何度か連絡してきました。内容はどれも自慢や挑発ばかり。
「彼の両親からもかわいがられているの」「あんたとは違う」「結婚式はこのドレスを着るの。あなたにも見てほしいな」――そんな言葉が並んでいましたが、私は「彼女の挑発に乗ったら終わり」だと思い、反応していませんでした。
そして気付けば、結婚式の日に。事前に送られてきた招待状には「不参加」で返信していましたし、当然ですが会場には行きませんでした。
すると彼女からメッセージが。
「今日、ついに結婚式! 本当に来ないんだ? あなたに見てほしかったな(笑)」
彼に未練などありませんし、無視してもなぜ彼女がここまで私に執着するのか――。
彼女にもう振り回されたくない思いだった私は、静かにスマホの電源を切りました。
そして結婚式から1週間が経ったころでしょうか。またしても彼女から連絡が。内容はこうでした。
「お義母さんとお義父さんに、めちゃくちゃ怒られたの!」
どうやら、彼の両親の承諾も顔合わせもないまま結婚式を強行したよう。結婚式はおこなったものの、その後に彼の親族から厳しく叱られたようでした。実は彼は格式ある家柄。そのため、正式な手順を踏まないことが問題になったのでしょう。
令和である今、彼の家の考えは古いものなのかもしれません。けれど、そういう家だと彼女もわかっていたはずです。その家の息子の妻になったのですから、多少は仕方のないことではないか……と思ってしまいました。
「どうしよう……」と泣き言のようなメッセージが並んでいましたが、一切同情する気にはなれませんでした。ただ、これまで上から目線で挑発ばかりしてきた彼女の泣き言に、どこか心がスカッとしたような気も。
そして私は、「自業自得だね。もう連絡も返さないから。私には関わらないでください」とだけ返して、完全に彼女との関わりを断ったのでした。
異動先での生活は慌ただしくも充実しています。新しいチームにも恵まれ、少しずつ自分の仕事の幅を広げることができていると感じます。
彼と彼女とはもう関わりたくないものの、同じ会社ということもあってか彼女たちの状況を耳にすることはあります。共通の同期から聞いた話では、同期のもとに彼女から毎日のように愚痴の連絡がくるとのこと。彼のことから義家族との関係のことまで。義家族との関係はやはりうまくいっていないみたいです。元婚約者であった彼は「事なかれ主義」なところがあったので、今後も彼女が義家族とうまくやっていくのは……ちょっと大変かもしれません。
私はもう、彼女や彼と関わることはありません。それでも、彼女なりに頑張ってほしいとは思っています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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