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条件の良い人と早く結婚したい、経済的に余裕のある人のお嫁さんになりたいと幼いころから考えていた私。そんな私の婚活中のエピソードや結婚が決まるまでの紆余曲折な道のりを紹介します。
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私は幼いころから母親に「経済的に余裕がある人と結婚しなさい」と言われ続けていました。これは父親が金銭面で少しルーズだったことからくる助言で、母親は毎日苦労していたのでしょう。そんな家庭で育った私は、お金持ちと結婚すれば必ず幸せになれると信じ続けていました。
そんな思いこみもあり、私は25歳の誕生日を迎えてすぐ婚活に専念し始めます。同級生も徐々に結婚し始めた時期で、焦りがありました。また、母親が婚期が少し遅れたことを後悔していて、「私には早く結婚してほしい」と急かされていたことも理由です。
まずは、医師や弁護士など特定の職業の男性を集めたパーティーに積極的に参加。とにかく性格や見た目は二の次で、収入や職業にこだわることに必死でした。友人から「相性が合う人や誠実な人を探したほうがいい」とアドバイスされても、当時の私は聞く耳を持ちませんでした。
婚活中に知り合った何人かの男性とデートをしたものの、全滅でした。
私は自分の魅力が足りないからではないかと考え、ファッションやメイクなどもすべて変えました。自分のスタイルを曲げても、とにかく結婚したいと必死だったのです。
婚活に少し疲れ、お盆休みに約1週間ほど帰省した私。すると、幼なじみの男性が実家に遊びに来てくれました。地元で就職した彼との久しぶりの再会に喜んでいると、思いがけず彼から「昔の私とは様子が違う、悩んでいないか」と言われたのです。
彼の言う通り、うまくいかない婚活に必死になった結果疲弊し、将来に絶望していたので、ついつい彼に悩みを相談してしまいました。彼にとっては興味のない話だろうなと思いましたが「また相談にのる」と言ってくれたのです。
帰省後も、彼に相談することが多くなりました。やさしい彼はどんな話でも静かに聞いてくれて、的確なアドバイスをくれました。
定期的に連絡を取るうちに距離も近くなり、お互いに心を許すようになっていったのです。
その日も彼と楽しく電話をしていると、彼から急に「そんなに結婚したいのなら、自分ではどうか」と言われ、私はとても戸惑いました。
自分はお金持ちの人、安定した収入がある人と結婚しなくてはと思っていたからです。彼もしっかりとした企業に勤めていたのですが、失礼な話ですがお金持ちではないと思っていたので、やんわりとお断りしました。
それでも彼は何度も私を説得してきました。だんだんと私自身も「結婚はお金じゃない、本当に好きな人と結婚したい」と考えるようになり、彼と結婚を前提にお付き合いをすることになったのです。
母親からはきっと反対されると思っていましたが、彼との結婚を報告するとまさかの大喜び。勝手に母の期待に応えようと奮闘していた自分がバカらしく思えた瞬間です。今まで必死になっていた時間を返してほしいと少し落ち込みましたが、家族の喜ぶ顔を見たらどうでもよくなりました。
とにかく幸せになるため、条件の良い人を探して死にものぐるいになっていたときはあまり幸せな期間ではありませんでした。
やっぱり自分自身が幸せと感じなければ、結婚する意味はないと強く感じました。そんな私を救ってくれた彼には本当に感謝しています。思い込みを捨てて、自分の本当の幸せを追求する大切さを学んだ出来事です。
著者:山口ひまり/女性・主婦
作画:今井美保
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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