
私は結婚と同時に夫の実家で、夫の両親と同居を始めました。そのため、SNSなどで同じように義実家同居をしている方の体験談を読んだりすることが多いのですが、私のように「嫁側」からの体験談ばかり読み、「義両親側」からの話というのは読んだことがありませんでした。
嫁姑バトル話を間に受けすぎた
同居を始めたころ、私は義両親に気に入られようと無理をしていました。SNSで嫁姑バトルの記事をたくさん読んでいましたし、昔ドラマで観たような、よく気が利き低姿勢でほがらかな「お嫁さん」という、私が勝手に妄想した型に頑張ってはまろうとしていたのです。
しかし、「年齢的にも生活スタイルが違うだろうし、無理はせず、気楽に暮らしましょう」という義両親の方針もあり、元々ガサツで面倒くさがり、そしてお調子者な私の「お嫁さんごっこ」は早々にほころびを見せ始めました。
隙あらば甘える
たまたま義両親がお風呂を沸かしていたら、ラッキーとばかりにちゃっかりいただく。朝、食器をシンクに放置して出かけ、お皿洗いを代わりに頼む。
義実家同居3年目のいま、そういった日々の”甘え”から、酔っ払って義母にくどくどと悩み相談をするというようなウザ絡みに至るまで、当初の「気の利くお嫁さん」像とはかけ離れた姿でのびのびと羽を広げて生活をしている私。
お嫁さんというよりは、なんだか本物の娘のような振る舞いをする私を、義両親はやさしくかわいがってくれるのです。
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