「さすがに怖いわ」SNS婚活あるある？次々と押し寄せるいいねの嵐に… #アラサー婚活道 5

【アラサー婚活道 第5話】ムーンカレンダー編集室・くららの恋愛体験を赤裸々に綴っていく連載企画「アラサー婚活道〜令和のイマドキ恋愛事情〜」が始動！ 自身の恋愛話をベースに、アラサー独身女性の視点から見た最近の婚活事情を、ほぼノンフィクションで語ります。「他人の恋バナを聞くのが大好き！」「令和時代の婚活市場が気になる！」なんて方は、ぜひ暇つぶしにどうぞ！

★前回のあらすじ★
合コンや友人の紹介で男性と出会うもうまくいかず、なかなか新しい彼氏を作れずにいたくらら。すると、親友から「マッチングアプリをやってみたら？」とのアドバイスが。「まあ、無料なら試しにやってみるか。良い人がいなかったらやめればいいし」と考え、『共通の趣味があって話が合う人』を見つけることを目標にマッチングアプリに登録！！ 苦戦しながらも顔写真や自己紹介文を設定すると……。

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「いらっしゃい」と言わんばかりのフィーバータイム

ここだけの話、自分のプロフィールページにはとんでもなく盛れてる顔写真を登録したのだけど、言い訳させてほしい。仕様上、他の女性のページを見ることができなくて、他の女性たちがどれくらい盛れている画像を使っているのかわからなかったし（「え？ 別人じゃん？」って思うくらい盛れてる写真を使っているかも）、そう考えると、私の顔写真を見た男性に「うわーこいつブスじゃん」「他の女性に比べて全然可愛くないな」と思われるのがイヤで、私も盛れている画像を選ぶしかなかったのだ。

たぶん、それが理由だと思う。

マッチングアプリに登録した直後から、続々と男性から『いいね』が飛んできた。

あとで知ったのだけど、アプリに登録して3日間は優先的に異性の画面に表示される仕組みになっているのだそう。例えば、ある男性が東京都の20〜29歳の女性という条件で絞り込んで検索したとき、新規登録したばかりで条件に合致する女性は、すでに登録済みの女性よりも検索上位に表示されるのだとか。だから、登録直後が最も多くの人の目に触れるタイミングなのだ。

最初の3日間で300人以上から『いいね』が

マッチングアプリを始めて最初の3日間で、300人以上から『いいね』がきて私は心底驚いた。『いいね』の数が300だとしたら、実際はその何倍もの男性が私の顔写真やプロフィールを見たということ。仮に10人に1人が『いいね』をしてくれたのなら3000人が、20人に1人が『いいね』をしているのなら6000人が私の存在を知ったことになる。

職場の同僚や学生時代の友人に見つかることに抵抗はなかったけど、まったく知らない6000人の男性に自分の存在を知られるのは少し怖かった。とはいえ、普通に生活していたら出会うことのない300人の男性とたったの3日間で知り合えたのは、シンプルにすごいことだと感じた。

ちなみに、その人がどれだけ『いいね』をもらっているかは、プロフィールページでわかるようになっている。例えば、男性のプロフィールを見てみると「あ〜この人は『いいね』が30か……普通だな」「この人は500超えてる！ イケメンで金持ちなら、まあそうなるよな」と、男性の人気度がわかってしまうのだ。

ネットの情報によると、男性はたくさんの女性に『いいね』を送ることが当たり前になっていて（マッチングする確率を上げるため）、女性のほうが男性に比べて『いいね』をもらう数が断然多いらしい。加えて、『いいね』数が多い女性に対しては、「もしかしたらマッチングできるかもしれないし、俺も『いいね』しておこう」くらいの軽い気持ちで、男性が『いいね』を送ることもあるのだそう。

そういった理由から、私のもとにもたくさんの男性から『いいね』が届いた。