「なんでもいい」が口癖の夫にイラッ!そんな彼を変えた妻の驚くべき言葉とは?
夕食を作る際、夫の「なんでもいいよ」の一言にイラッとしたことのある人は少なくないと思います。私はこの小さなイライラの積み重ねで精神的に追い込まれて …
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普段は楽観的なタイプなのに、生理前だけネガティブになる私。社会人になってからは生理前のネガティブ思考がさらに強くなり、理由もなく悲しい気分になって、イライラや不安感に苦しんでいました。
しかし、当時の私は「生理前と落ち込むことは無関係」と思っており、ネガティブな自分をしょっちゅう責めていたのです。すぐに落ち込む私は、心が弱いダメな人間だ……と自己嫌悪に陥るとさらにネガティブ思考が加速し、時には「死にたい」と思うことさえありました。
そんなある日、不規則な生理に悩んでいた私は、婦人科を受診しました。診察してくれた先生は「生理痛はどれくらい続く?」「生理中はよく眠れてる?」など、たくさん質問して症状や気になっていることを引き出してくれるタイプの人でした。
そして先生から「生理前の気分はどう?」と聞かれた瞬間、私はハッとしたのです。そして、「実は、生理前になるとすごく気分が沈んでつらいんです」と打ち明けた私。
すると先生は「PMS(月経前症候群)の症状もひどいんだね」と返してくれました。そこで私はやっと、生理前の気分の変化はPMSによるものなのだと感じたのです。
しかし私は、PMSという言葉を聞いたことはあっても、きちんと意味を理解できていませんでした。
そこで「PMSって、具体的にどんなものなのでしょうか?」と先生に質問しました。先生はひと通り概要を説明してくれ、最後に「女性ホルモンの影響で起こるから、落ち込んでもあなたのせいじゃないよ。自分を責めちゃダメだよ」と言ってくれました。
この言葉を聞いた瞬間、私はずっと抱えていた苦しみから解放されたように感じられ、とても気持ちが軽くなったことを覚えています。
今ではPMSや生理不順を改善するため、低用量ピルを使った治療に取り組んでいます。とはいえPMSの症状が完全に出なくなったわけではなく、時には生理前にひどく落ち込みます。しかし、先生の「あなたのせいじゃない」という言葉のおかげで自分を責めなくなり、以前より気持ちがラクになりました。
著者/ごとうゆき
作画/まっふ
監修/助産師 REIKO
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