
生理前になると普段と比べて効率よく動けなくなるのが悩みでした。スケジュール管理の在り方について見直すだけでなく、入浴や食事の習慣を改善したことがきっかけで、以前よりもPMS(月経前症候群)とうまく付き合えるようになった私の経験についてお話しします。
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初めて知ったPMS! 自分の不調に気づき…
私は、生理が近付くと朝起きるのが苦痛になることがありました。普段は朝から活動的なタイプなのに、生理前になるとどうしても体が重たくて起きられない日があるのです。また、頭痛や肩こりが酷くなるのも決まって生理前でした。以前から、PMSという言葉自体は知っていたのですが、イライラしたり不安になったりする精神的な症状を指すと思っていました。そんな折、たまたま食品会社の女性向けのメールマガジンで配信されていた「PMSセルフチェックシート」を見ると、不眠や倦怠感といった身体的症状もPMSに含まれていることを知ったのです。体調不良の原因は疲れやストレスかな?と考えていたのですが、生理が関係しているかもしれない、とわかったのは大きな発見でした。
PMSがきっかけで生活習慣が変わった!
自分の症状がPMSに当てはまると気付いたことで、自身の生活やスケジュールを見つめ直すようになりました。仕事は調整するのが難しい部分もありますが、プライベートの予定では、「生理前に人と会う約束をなるべくしない」といった自分なりのルールを決めるように心掛けています。体調があまり優れない状態で無理をして誰かと会うのは避けて、生理前は自分のための時間と考えるようにしました。体調が良ければ外出することもありますし、あまり元気がないな……と思ったら家でのんびりしています。PMSを意識することで、体を労わる時間をつくることの大切さに気付けました。
また、以前はお風呂に入るのが面倒でシャワーで済ませることが多かったのですが、体を温めてリラックスするためにも意識的に湯船に浸かるようにしています。ぬるめのお湯での半身浴をして体がぽかぽかするとゆっくり眠れるようになり、生理前に深刻化していた睡眠の悩みが解消されてきたように感じています。まだ完璧ではありませんが、以前と比べると起きることが苦痛ではなくなりました。
また、PMSは食生活を見直すきっかけにもなってくれました。ついつい間食をしがちだった自分を反省し、間食は控えめにして栄養バランスの取れた食事を摂取するようにしています。ほかにも塩分を控えるように心がけると、生理前のむくみが解消されてきたのもうれしい変化でした。最近知ったのが、カルシウムがPMS改善に役立つということです。カルシウム=骨というイメージだったのですが、PMS対策にもなるとわかって、以前にも増して積極的に乳製品を摂取するようになりました。ミルクたっぷりのカフェラテがお気に入りです。
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