「ぎゃああ！」トイレから妹の叫び声！慌てて駆け寄ると衝撃の光景が！夏のトイレでの大失敗！

15年ほど前、私がひとり暮らしをしていたときの話です。 私はトイレにサニタリーボックスを設置していませんでした。生理の際はどうしていたかというと、黒い小さなビニール袋を置き、交換したナプキンはビニール袋へ。ある程度溜まったら、その都度、捨てていました。そんなふうに過ごしていたある夏の日、妹が私の家に泊まりにきました。「トイレ借りるね？」と妹がトイレに行くと……。

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妹がトイレに入ったと思ったら、「ぎゃああー！」とものすごい叫び声が聞こえました。慌ててトイレに向かうと妹がズボンもはかずに飛び出てきて、「虫！ 虫ぃ！」と叫びます。

夏場だったのでゴキブリでも出たかな？とトイレを覗くと……なんと、ものすごい数のコバエがブンブンと飛んでいるではありませんか！ 驚いてしまい、私も思わず「うわあああ！」と叫んでしまいました。

妹が言うには、便器の裏にあった黒いビニール袋から出てきたような気がするとのこと。その言葉を聞いて私はハッとしました。トイレに黒いビニール袋、コバエ……私は、使用済みのナプキンを入れていた袋を放置してしまっていたのだと。

このとき、生理が終わって3週間ほど経っていました。たしかに思い返せば最後に使用済みナプキンを黒いビニール袋に入れてから捨てていなかったような……。目立たないところに置いておこうといつもトイレの隅にビニール袋を置いておくこともあり、それが便器の裏へ行ってしまって、生理が終わったあとも目に入らず、すっかり忘れてしまっていたようです。そして夏場ということもあり、コバエが大量発生してしまったようでした。

慌ててコバエを処理し、元凶となったビニール袋は別のビニール袋に入れて固く口を閉じ捨てることに。妹には「だらしなさすぎる！」と怒られることとなってしまいました。この件があって、私は猛反省。今は、使用済みナプキンを黒ビニール袋に入れたら、1回ごとに必ず捨てるようにしています。

※うじ虫はハエの幼虫で、ハエは長時間放置された生ごみや動物の死骸、汚れた水回りなどを好んでやってきます。長時間汚れたままで放置することでやってきたハエが卵を産み付け、卵が孵化してうじ虫が発生してしまうようです。使用済みナプキンはこまめに片付けるようにしましょう。

著者：清水奈美／30代女性・主婦
作画：ちゃこ

監修／助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科（助産学専攻）卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年7月）

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