「途中でつけるから」と言ったのに。産後3カ月の性行為で夫が避妊具をつけようとしないワケとは？

アフターピルでの避妊に失敗し、産後3カ月で再び妊娠

その後は、アフターピルの副作用で猛烈な吐き気に襲われながらも、「吐いてしまったら薬が効かない」と、吐くのを我慢。なんとか苦痛に耐えましたが、結局、妊娠しました。夫とは前々から「2人目をつくるのは5年くらい経ってからにしよう。それまではミレーナで避妊しよう」と話し合っていたのに……。

予定外の妊娠に、ついに堪忍袋の尾が切れた私は「妊娠・出産の大変さをもっと理解しろ！」と夫に抗議。双方の親にも相談したところ、「あれだけ2人目の妊娠は気をつけろと言っただろ！ 避妊しないのは男の責任だ！ お前がやったことは暴力だ！」と、夫はコテンパンに叱られていました。

まとめ

学生時代に受けた性教育で、緊急避妊薬の効果は絶対ではないとわかっていましたが、身をもって体験するとは……。それでも、私は子どもをもう1人欲しいと思っていましたし、緊急避難薬を飲んだにもかかわらず私のもとへとやってきてくれたのですから、運命に抗うことなく、今おなかにいるこの子を出産するつもりです。

夫も、親からコテンパンに叱責されたことで多少改心したのか、無理やりということはなくなって、DVのような言動もなくなりました。これからも夫と頑張っていきますが、2人目は立ち会い出産ができる病院を選んだので、これを機にもっと命への理解を深めてほしいです。

監修／助産師 松田玲子
文／天野美香さん

※射精する前に避妊具をつけたとしても、射精前に出てくる透明な液体にも精子が含まれるので、妊娠する可能性があります。妊娠を希望しない場合は、挿入前に避妊具をつけるようにしましょう。

★生理の体験談＆マンガを読むならこちら