
妊活を始めて1年が経った33歳のとき。年齢のことも考えて「次の生理がきたら不妊治療を始めよう」と決めていました。1カ月後、切望していた妊娠が叶わず生理がきたため、不妊治療専門のクリニックを訪れたところ……。
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妊活を始めて1年が経っても妊娠せず…
結婚して4年目、32歳で妊活を始めて1年が経ったころの出来事です。
これまでずっと生理に無頓着だった私。基礎体温どころか、自分の生理周期すらちゃんと把握していませんでした。妊活を始めるにあたって記録をつけてみると、私の生理周期は23~24日と短いことが判明。
はっきりと数字で知らされた自分の体。「これで大丈夫なのか?」「妊娠できるのだろうか……」と不安が尽きません。このときの私は33歳。年齢のこともあって焦りを感じていました。
排卵検査薬を使ってタイミングをとる方法を1年トライしたものの妊娠せず……。「次に進むことを考えたほうがいいのかも」と思った私は、「来月、生理がきてしまったら不妊治療を始めよう」と決心しました。
不妊治療専門クリニックに行くと…
「できていて!!」という私の切実な願いも届かず、翌月、出血がありました。仕方ありません。出血から7日後、かねてより決意していた不妊治療クリニックを訪問しました。血液検査と尿検査による初期検査を受け、それから11日後にドキドキしながら結果を聞きに行くと、内診していたドクターが私に驚くべき言葉を告げたのです!
「ん? あれ? え~と……。これ、妊娠してますね。ここに赤ちゃんの袋が見えますよ」と。
思わぬ展開に、私は目が点! にわかには信じがたく、医師から妊娠検査薬をもらって使ってみると、そこには2本線がくっきり出ていたのです!! ここまでしてようやく妊娠を実感できた私。医師に「おめでとうございます。では、ここじゃなくて産婦人科に行かれたほうがいいですね」との温かい言葉をいただきました。
「これから治療を始めるんだ!」と、覚悟を持って検査結果を聞きに訪れたその日に、予想だにしていなかった形で明らかになった妊娠。うれしくありながらもとてもビックリした出来事でした。
まとめ
今振り返ると、生理だと思っていたのは着床出血だったのかもしれません。医師に「いつもの生理と何か違わなかった?」と聞かれましたが、普段から生理周期が短くて経血量も多くない私にしたら、特に違いを感じられなくて首を傾げるばかり。てっきり生理だと思っていました。着床出血は少量で期間も2~3日程度と聞きますが、生理と間違えるようなケースもあるのですね。本当に人それぞれだと思いました!
文/新井えりさん
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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