「ご祝儀は最低でも10万」裕福な男性と結婚し、豹変したセレブ気取りの友人→勘違い女の末路は
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私は小さな男の子を抱えたシングルマザー。同じ職場で働く彼と交際しているときに彼の子どもを授かります。でも心境は複雑……。ニュースで見る連れ子への虐待報道が他人事と思えず、結婚に二の足を踏んでいたからです。
夫とは同じ職場で働いていました。私の仕事場に彼が移動してきたのです。もともと彼には尊敬の念を持っていましたが、テキパキ行動する姿や、重労働の作業時に手助けしてくれる気づかいにふれるうち、だんだん惹かれていって……。
だけど、私は未婚のシングルマザー。簡単に思いは告げられません。それでも彼から「ひと目惚れした」と聞いたときはうれしくて交際することになりました。子どもがいることは、移動してきて早々、パートという私の勤務形態がわかってからすぐに知ったようで、未婚のことも付き合ってから私が伝えました。
これでも、お付き合いは悩んだ末での決断だったんです。私の住む自治体では、交際相手ができるとシングルマザーだからこそ貰えていた手当や助成、免除が停止になってしまい、これを頼りにしていた私には経済面が厳しくなりそうで……。
付き合うようになって生まれた悩みもあります。子どもが通う保育園では夕方5時まで預かってもらうのが限界。デートをするにしても近場でしか会えず、遠出ができなかったことは悩ましく思えたことのひとつでした。
そんなある日、妊娠していることがわかります。
私にとって、交際と結婚は別問題。なぜなら、ときどき世間を賑わせる連れ子への虐待報道を見るにつけ、「私たちにも起こるかも……」という心配があったからです。だから、彼のことは好きでも、すぐに結婚という考えはできません。悲しい結末にさせないためにも、悩みに悩みました。
そして、結婚しないのであれば、おなかの子はあきらめようとも考えていました。私ひとりで子どもを育てる大変さは身に染みてわかっていたからです。
ここまで慎重になっていた私が「4人で新しい家庭をつくりたい」と思えるようになったのは、やっぱり彼の人柄でした。細かすぎない性格、荷物は必ず重い方を持ってくれるやさしさ、私に対する愛情表現……。
妊娠前。私が体調の悪いなか、子どもを病院に連れて行くと、帰りに彼がレトルトのお粥やヨーグルト、ゼリーなどを差し入れしてくれたことがあります。彼の気づかいがうれしく、やさしさを実感。ちなみに子どもと彼は、このときが初対面でした。
そんなことも思い出し、彼ともよく相談して出産を決意。結婚に至りました。
結婚当初、1歳8カ月だった子どもは、あまり彼になつく様子が見られなかったのですが、一緒に暮らしはじめて半年が過ぎ、子どもが2歳半になって言葉が少しずつ出はじめると、彼になついて今ではすっかり仲良しに。生まれてきた子どもと4人での生活はとても幸せで、私たちには強い絆があるように感じています。
※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。本記事の内容は、母体保護法 第14条 第1項 第1 号「妊娠の継続または分娩が身体的または経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのあるもの」に該当します。
文/徳嶋加奈さん
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