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生理中の工夫や発見に関するお話をまとめています。
私は過去に、女性しかいない職場で美容部員として働いていました。男性がいなくて風通しもいい職場なので、何かあったときにスタッフたちは相談しやすい環境だと思っていたのですが……。
★ムーンカレンダーで注目を集めた【生理中の工夫・発見】の記事⇒トイレにポーチを持っていきたくない→中学生の私がひらめいた持ち運びアイデアとは
過去に美容部員として働いていた私。私が勤めていた化粧品売り場はデパートの中にあり、副店長である私と店長以外には、20代前半のスタッフが4人働いていました。店舗の運営などでいつも忙しい店長に代わり、副店長の立場だった私は、他のスタッフとの橋渡し的な役割も担当。スタッフ同士で一緒にお酒を飲みに行く機会も多く、何かあれば相談しやすい環境を作れていると私は捉えていました。
そんなある日、新卒で入ったスタッフが体調不良を理由に毎月1〜2日ほど急な休みを取るように。シフト制で回しているので、急なお休みだとシフトを調整しなくてはいけなくなり、他のスタッフの業務にも支障が出てしまいます。そのため、後輩の休みが2〜3回ほど続いたあと、私は彼女をランチに誘って理由を尋ねてみることにしました。
すると、彼女は毎月の生理痛がひどく、1日目・2日目は立ちっぱなしで接客をするのがつらいと告白してくれました。
私はそこまで生理痛が重くないほうなので、まさか立ち仕事が彼女の負担になっているとは思いもよらず、せっかく話してくれたのだからどうにか助けてあげたいと考えました。
その後、彼女から事情を説明してもいいとの了承を得て、店長とも話し合いをしました。女性だけの職場だからこそ、遅かれ早かれいつかは直面する問題だと考えると、今すぐ対策を練って解決すべきだと思ったのです。この問題を解決し、スタッフのみんなに長く快適に働いてほしいという思いもありました。
店長と話し合った結果、改めて生理休暇の制度をスタッフ全員に浸透させることに。まずは店長や副店長の私たちから生理休暇を積極的に利用するようにしました。生理休暇を当たり前に取れる職場なら生理で休んだとしても気持ちがラクになりますし、生理期間中に頑張って出勤して途中で体調が悪くなったときでも、周囲に相談しやすい雰囲気ができるだろうと考えたのです。
さらに、誰かが急に休んだときでも仕事が回るよう、新しいスタッフを雇って1人ひとりの負担を軽減できるようにもしました。
ひと口に「生理」と言っても、腹痛、腰痛、頭痛、吐き気など、症状にはきっと個人差があるはずです。そのため、症状がつらいときにはバックヤードで座りながらできる仕事を振るなど、それぞれがつらくなったときに休憩しやすくなる工夫も取り入れてみました。
新卒スタッフの彼女が正直に欠勤の理由を話してくれたおかげで、私や店長は女性の生理についてきちんと向き合うことができましたし、スタッフ全員が以前より快適に働けるようになったのではないかと感じています。
女性同士であっても生理の症状には個人差があることに加え、人によっては相談するときの恥ずかしさもあって、「生理がつらくて休む」と言い出しづらい女性もいると学びました。生理休暇があるからといって休みやすくなるとは限りませんし、私や店長など上の立場の人が積極的に生理休暇を使ったのは、いい取り組みだったと感じています。彼女のようになかなか生理のことを相談しづらい女性たちのために、生理痛がひどいときに安心して休める職場が増えてくれることを願います。
著者:ゆうか/女性・主婦
イラスト:おんたま
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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