「女の人の血って青いんだ」女性用品のテレビCMを見た10歳の息子の言葉に、私はハッとして
近年「生理休暇」という言葉をより聞くようになりましたが、同時に「積極的には取りづらい」という声も耳にし、まだ「生理」に対する認識は人それぞれだなと …
ムーンカレンダー 生理・恋愛・美容 女性のリアルを毎日お届け♪
出産から約3年が経過したころの出来事です。生理期間が終わったある日、突然出血がありました。出血は1回だけではなく数日続き、慌てた私は産婦人科を受診。すると、医師からまさかの言葉が飛び出たのです。
★ムーンカレンダーで注目を集めた【卵巣腫瘍】の記事⇒【マンガ】 巨大卵巣嚢腫ができた話
私は29歳で妊娠と出産を経験し、産後の生理は順調にきていました。しかし32歳のころ、生理期間が終わったにもかかわらず、真っ赤な不正出血が。出血量は生理時と同じ程度。それが連日続いて怖くなった私は産婦人科を受診しました。そこでエコー(超音波)検査を受けると、医師から「卵巣が腫れていますね。左の卵巣が6cmほどの大きさになっています」との言われたのです! 卵巣が腫れるってどういうこと!?と、不安でいっぱいになったのを覚えています。
医師からは、腫瘍が良性か悪性かは、実際に摘出して顕微鏡で検査しないとわからないと言われたので、この日は血液検査のみで終了。腫瘍が良性の場合は体内で悪さをすることはないそうですが、サイズが大きくなると卵巣がぐるりと回転して激痛を伴うおそれがあり、そうなった場合には緊急手術が必要になることから、しばらく激しい運動は避けるよう注意されました。
3カ月後に再度、婦人科を受診した私。血液検査の結果は問題ありませんでしたが、腫瘍自体は徐々に大きくなっていることがわかりました。医師からは、この状態だといつかは摘出の必要があるから、早いうちに取ったほうが良いと言われたので、摘出手術が将来の妊娠や出産に悪影響を及ぼさないことを確認した上で、手術を受けることを決意。紹介してもらった大学病院でMRI検査を受け、腫瘍を腹腔鏡手術で切除しました。
私にとって初めての外科手術でとても緊張しましたが、無事手術は終了。手術を担当した医師はその後、摘出した腫瘍を病理検査に出したようで、その結果、腫瘍は良性とわかり、心の底から安堵しました。
術後は少しおなかの圧迫感を感じ、立ち上がるときに少しフラフラする感覚があった程度で、手術翌日から自力で歩く練習を始め、数日で退院することができました。
その後、卵巣嚢腫を摘出してから1年後に第2子を妊娠。無事出産を終え、今は2人の子育てで忙しい毎日を送っています。どんな病気が隠れているのかわからないので、今も定期的に婦人科の検診を受けています。
私の場合、不正出血があったことで卵巣嚢腫が判明し、無事に摘出することができました。卵巣嚢腫があっても自覚症状がない場合も多いと聞きます。このように自分の知らないところで体に変化が起きているケースもあるので、しっかりと検診を受けることが重要だと実感しました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/匿名希望
イラスト/おんたま
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
★生理の体験談&マンガを読むならこちら
柔道部に所属していた高校生時代の私。いつものように練習をしていると、男子部員たちの視線が気になり……。 練習をしていると… 私が高校生のときの話です。私は中学2年生で初潮を迎えたの...
続きを読む私は経血量がそれほど多くありません。そのため、ついつい長時間同じナプキンを着けてしまうことも。そんなある日、自分からツ〜ンとした臭いがしてきて……。 自分から嫌な臭いが ある夏の日...
続きを読むワンオペ育児をしているため、生理中もひとりで子どもをお風呂に入れなければいけません。その日はあまりにもバタバタしていて、お風呂から出たあと、ナプキンを装着しないまま子どもと一緒に眠...
続きを読む生理2日目は経血量が多く、体がくらっとしてしまうことがある私。そんなある日、職場での朝礼と生理が重なってしまい……。 月に1回の朝礼 私が20代後半のころの出来事です。当時働いてい...
続きを読むトイレに入った6歳の娘が、「ママ、トイレに血があったの」と私のところに戻ってきました。このとき、私は生理中だったため「床に経血が落ちてしまったんだ」と思いました。しかし、娘がトイレ...
続きを読む近年「生理休暇」という言葉をより聞くようになりましたが、同時に「積極的には取りづらい」という声も耳にし、まだ「生理」に対する認識は人それぞれだなと …
当時、50代後半くらいだった父方の祖父は、生理に理解のない人でした。「経血量や生理日は操作できる」「生理痛なんてものは気のせい」と本気で思っていた …
20代のころの出来事です。夏のある日、電車に乗っていた私は、下半身に嫌な感覚を覚えて……。読者が経験した「夏の生理の失敗エピソード」を紹介します。 …
私の父は人情に厚くやさしい反面、ときどきデリカシーのないことを口にします。私が高校生のときも、父の言葉によって嫌な気持ちになる出来事がありました。 …
あるときの外出中に、予定より早く生理が始まってしまったことがありました。生理用ナプキンを持ち歩いていなかったため、応急処置としてトイレットペーパー …
夏は着物を着て散策したり、遊園地などの娯楽施設で遊んだりと、開放的なデートをするのにぴったりの季節。ですが、そんな楽しい時間が生理中の思わぬトラブ …
急に生理になってしまった同僚2人に、生理用ナプキンをあげた私。数時間後、トイレに行くと自分も生理になっており……。 目次 1. 同僚が急に生理に …
トイレに入った6歳の娘が、「ママ、トイレに血があったの」と私のところに戻ってきました。このとき、私は生理中だったため「床に経血が落ちてしまったんだ …