「見られたくないのに」思春期の私がモヤついた、わが家の「トイレルール」とは?
母方の祖父母の家には祖父と従弟以外、女性しかいません。そのため、母や叔母、祖母が平気で裸のまま家の中をウロチョロすることもあり、女性陣は生理に対し …
ムーンカレンダー 生理・恋愛・美容 女性のリアルを毎日お届け♪
生理でつらいのに理解してもらえなかった、ひどいことを言われた…などショックを受けたエピソード。
私はどちらか言えば生理痛が重いほうです。しかし、周囲からはあまり理解されずに「生理ぐらいでそんなにしんどくなる?」と心ない言葉をかけられることも。特に、大学生のときに交際していた元カレの態度は悲しくなるものでした。
★ムーンカレンダーで注目を集めた【生理で嫌な思いをした】記事⇒「プールを休みたい」勇気を出して相談した中学生女子。男性教師の反応は驚きのもので…
私の生理痛ライフは初潮を迎えたときに始まりました。中学2年生の春、学校でなんとなく気分が悪くなり吐き気もあったため早退すると、生理になっていたのです。その翌日も頭痛と腹痛がひどく、学校を休むほどつらかったのを覚えています。同級生のほとんどが生理になっていましたが、生理痛で学校を休む子はいませんでした。
母からは「最初だから特別しんどいんじゃない?」となぐさめられたものの、このつらい症状が毎月起こるのかと思うと、先が不安になりました。
2回目以降の症状は、学校を休むほどではありませんでしたが、腹痛と気持ち悪さは相変わらずで食欲すら起きません。母が買ってきてくれた鎮痛薬を飲んでみても、私の体に合わないのか、より調子が悪くなってしまったのです。
それから1年ほどが経ち、ようやく体が生理に慣れてきました。その間にどうすれば症状が和らぐか、ラクに過ごせるかというコツを掴めるようになった私。薬には頼れないので、症状がつらいときはなるべく安静にして、腰やおなかを温めて過ごしていました。
大学3年生のときに付き合い始めた彼は、同じサークル仲間で私にとって憧れの存在でした。明るくてみんなを引っ張るリーダータイプの彼は、人見知りの私にも気さくに話しかけてくれて、いつしか仲良くなっていた私たち。そんな彼から「付き合ってほしい」と言われたときは、とてもうれしかったです。
いつも元気で、デートで楽しませてくれる彼ですが、ひとつ引っかかっていたのは、私がネガティブな言葉を発するとすべて否定してくること。特に「しんどい」や「つらい」といった言葉はNGで、彼には「しんどいとかつらいは気持ちの問題。しんどくないと思えばしんどくない」という持論があったのです。
もともとネガティブ思考の私は、彼の前向きな考え方を尊敬していましたが、次第にウンザリするようになっていきました。もちろん前向きな考え方は大切ですが、どんなに頑張っても気分や症状が改善しないときもあります。「しんどくない」と思い込んだとしても、生理のときのつらさは何も変わりません。
付き合い始めた当初は彼も生理に理解がある様子で、「女の子は大変だね」というような言葉をかけてくれていました。しかし、3カ月ほど経つと、「また?」と怪訝な表情をするようになったのです。彼には姉と妹がいて、どちらも生理痛がまったくないタイプらしく、私が苦しむのは大袈裟過ぎると言い出しました。体調の悪さを訴えると彼は不機嫌になるので、生理の日はデートを避けたい私は、その日に彼からお誘いがあると「友だちを誘ってみたら?」とやんわりと断りますが、なかなかうまくいきません。
別れを決断したのは、生理中に彼からプールに誘われて断ったときのことです。「プールなんて絶対に無理」と言うと、今度はボーリングに行こうと言い出す彼。生理2日目で腹痛もひどくボーリングも断ると、電話越しに「チッ」と舌打ちする音が聞こえてきました。この時点で幻滅しましたが、彼はあきらめず「映画なら行けるんじゃない?」と言うので、渋々出かけることにしました。彼の好きな映画を観て、彼が行きたかったレストランで食事をしたものの、彼はずっと不機嫌です。そしてポツリと「なんか楽しくないなぁ」と呟いたのです。
このひと言で私の気持ちは完全に切れました。明るくて人から好かれる彼ですが、常に自分中心で、弱っている人の気持ちを理解してくれません。私はこの人と付き合っている限り、ずっと文句を言われ続けるのかと思うと、もう耐えられないと思ったのです。
彼はまさか私から別れを切り出されるとは思っていなかったようで、少し驚いた表情をしていましたが、「そうだね。性格が合わないかもね」とあっさり別れを受け入れました。
憧れの人でしたが、付き合い始めると徐々に印象が変わっていったように感じます。彼との別れを機に、私の中で男性に望む条件も変わりました。
元カレと別れてからは、私は男性にやさしさを求めるようになりました。若いころは活発さや見た目の良さを重視していましたが、1番大切なのは内面だと気づきました。結婚した夫はとにかくやさしくて、私が生理痛でつらいときは率先して家事を手伝ってくれます。弱っているときにそっと寄り添ってくれる夫は頼もしい存在で、幸せいっぱいの毎日を過ごせています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/森永まゆ
作画/おみき
監修/助産師 松田玲子
★生理の体験談&マンガを読むならこちら
私が20歳のころにお付き合いをしていた彼は、なぜか生理中でも性交渉を求めてくる人でした。彼のことが理解できず、「なぜ生理中にも求めてくるのか」を尋ねると……彼が言い放った理由があま...
続きを読む生理が重くて社会人になることが不安だった私。就職が決まった会社には「生理休暇」もあるし、とひと安心していました。しかし、入社してみると状況は違っていて……。 関連リンク: 「忘れた...
続きを読む私が小学4年生のときの話です。初めて生理がきて、母からナプキンの使い方を教えてもらいました。翌日、ナプキンを持って学校に行ったのですが……。 その後、トイレで新しいナプキンに交換。...
続きを読む学生時代に交際を始め、社会人になっても付き合っていた人は、モラハラ気質で、生理中も強引に誘ってくるタイプでした。しかし、「好き」だとも言葉にしてくれ、私は愛されているのだと思ってい...
続きを読む私の夫は、生理についての知識があまりありません。「生理痛なんてそんなに痛くないだろ」「男が性器を蹴られたときのほうが痛い」と張り合ってくる夫に私は……。「ムーンカレンダー」「ベビー...
続きを読む母方の祖父母の家には祖父と従弟以外、女性しかいません。そのため、母や叔母、祖母が平気で裸のまま家の中をウロチョロすることもあり、女性陣は生理に対し …
大学生当時、付き合っていた彼とのセックス中に、生理が始まって出血してしまった私。冷静に対処したものの、経血を見た彼の態度に、私は大きな衝撃を受けた …
私は生理前になると無性にイライラしてしまうことが多くあります。それをできる限り周囲には出さないようにしようと、自分の中で鎮めている、のですが……。 …
私は生理のとき、必ず生理痛に襲われます。特に腹痛がひどく、鎮痛薬が手放せません。しかし中学生のころの私は、「鎮痛薬を飲むのはダメなこと」と思ってい …
私の元彼は、意見が食い違うたびに「何でそんなに機嫌悪いの? もしかして生理?」と聞いてくる人でした。そして、生理だとわかると、あからさまに機嫌が悪 …
私が20代前半のころに付き合っていた男性は、生理に対してとても理解のあるやさしい人でした。しかし、その彼とは残念ながらお別れしてしまい、数年後に私 …
ある日、バイト先で休憩をしていた私。すると、1人の先輩が怒りながら「誰か生理の人いる?」と言い出し……。「ムーンカレンダー」「ベビーカレンダー」読 …
以前働いていた職場には、男女共用の洋式トイレがひとつあるのみでした。しかもそのトイレがあったのは、みんなが仕事をしている部屋の一角。そんな職場トイ …