「生理くらい操作しろ!」「痛みなんて気のせい」理解のない祖父から発せられた言葉に私は…
当時、50代後半くらいだった父方の祖父は、生理に理解のない人でした。「経血量や生理日は操作できる」「生理痛なんてものは気のせい」と本気で思っていた …
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生理でつらいのに理解してもらえなかった、ひどいことを言われた…などショックを受けたエピソード。
大学生当時、付き合っていた彼とのセックス中に、生理が始まって出血してしまった私。冷静に対処したものの、経血を見た彼の態度に、私は大きな衝撃を受けたのです……。
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その日、私は大学のサークル活動を終えたあと、当時付き合っていた彼の家に泊まりに行き、いつものようにセックスをしました。私は生理不順とはいかないまでも、生理が始まる日は多少のずれがあります。
現在は生理周期が安定しているのですが、大学生だった当時は、生理前に眠気が増したり、食欲が増えたりなどの前兆もほとんどなく、体調で生理がくることを予想できなかったので、生理予定日が近づくと毎日ナプキンを持ち歩き、生理開始に備えているような状態でした。
彼の家に泊まったその日も、生理予定日に近づいてはいるものの、まだ生理は少し先かなと考えていました。彼に会いたい気持ちも強かったことから、念のためナプキンを持って泊まりに行ったのです。
しかしタイミングが悪く、なんと彼との行為中に突然生理が始まってしまいました……。
ただ、生理は始まったばかりだったため、幸いにも出血量はごく微量。布団にも血はまったく付いていませんでした。私は出血していることに気づいて「やっちゃった!」と思いつつも、すぐに拭いてナプキンをつければ何とかなるかな、と冷静に対処しようとしました。
しかし、彼は出血に気づくと、心底嫌そうな顔で「うわっ!」と叫び、すぐに自分についた血を拭きながら、「俺、血とかマジで無理なんだけど」と、怒ったような口調で私に文句を言ってきたのです。
私にとって、毎月自分の体内から血が出ることは当たり前のことなので、彼のその態度と言葉に自分自身を否定された気がして、とてもショックを受けました。
それから彼は、生理予定日が近づいていないか私に頻繁に確認するようになり、私はそんなに嫌がらなくてもいいじゃん……と、さらに傷ついたのでした。その後、改めて彼に話を聞いてみたところ、男性にとって血を見ることは非日常的なことであり、「血=怪我」のような悪いイメージがついていることから、苦手意識があるとのこと。
しかし私にとって、血は定期的に体内から出るものであり、彼の考え方は理解はできるものの、どこか納得はできず、男女の血に対する意識の差は結構大きいのかもしれないと感じたのです。
その後、私は別の理由で彼とは別れてしまいました。そして数年後に、生理に対してとても理解のある人と結婚しました。しかし、そんな夫でも経血に対しては多少抵抗があったようで、一緒に生活する中で、たまに私が経血漏れをして、経血の付着した布団や衣類などが夫の目に触れてしまったとき、夫は多少驚いていました。生理については、女性から男性にしっかりと説明をして、理解を促すことも重要だな、と感じたのでした。
※生理中の性行為は、感染症などのリスクが高まります。お互いに相手を思いやり、できるだけ生理中のセックスは避けたほうが安心です。
著者/百田
イラスト/マメ美
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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