
社会人1年目で、慣れない仕事に毎日悪戦苦闘していたときの赤っ恥の生理失敗談です。夜用のロングナプキンだったので大丈夫だろうと思っていたのですが……。
社会人1年目、右も左もわからず休憩時間も返上で仕事
社会人1年目。そこは3カ月という短期間だけお世話になる職場でした。基本的には4月からメンバーが1年間固定される職業。私は5月中ごろからの勤務で、他の方は職場にも仕事にも慣れているころに右も左もわからない状況。しかも、わからないことがあっても皆さんは忙しそうですぐに聞けない性格の私……。
仕事は次々増えていくのに、うまく処理できず。休憩時間を返上して少しずつ処理し、時に勇気を出して先輩方に教えてもらいなんとか仕事をしていました。
生理2日目、6時間ナプキン交換ができず…
そんな中、迎えた職場での初めての生理。それは生理2日目のことでした。午前中には時間を見つけてナプキンを交換できましたが、午後はバタバタしていて昼食後のトイレが最後。そこからナプキンを交換することなく6時間過ごしました。
日ごろから経血量の多い日は夜用ナプキンのロングタイプを使用しているので、この日もなんとかなっているだろうと信じて帰宅しました。帰宅後、すぐトイレに入ると……経血の横漏れに気付きました。そしてズボンにも……。でも、黒のズボンだったので経血漏れは外見からはわからず一安心でした。
え、いつから?椅子に血が!
そして翌日。今日はきちんとトイレに行こうと思いながら出勤。職場の椅子に座ろうとすると、なんと椅子に1円玉より小さいくらいの血が!! え、いつから? デスクに置いていたウエットティッシュで血をこっそり拭き取りました。女性がほとんどで、男性は2人だけの職場。椅子の血に気付いた人がいるかどうかはわかりませんでしたが、なんだか1人で気まずくなり、その日はやたらとトイレに立ち、過ごしました。
まさか社会人にもなって経血漏れで椅子まで汚すとは思いませんでした。しかも夜用ロングタイプのナプキンで……。 もちろん、普段は夜用ナプキンは優秀です。ただ、6時間交換しなかったという私のミスで、いまだにモヤモヤする思い出になってしまいました。どんなに忙しくても、ナプキンは定期的に替えないといけないなと反省しました。もちろん衛生面においても。それ以降、ドッと出た感覚があるときは少しヒヤッとして、なるべく早くトイレに行って確認するようになりました。
文/海野なぎさん
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