
私は以前、キャビンアテンダントとして働いていました。そのころの悩みといえば、生理中のフライト。ただでさえ経血量が多く、生理中は痛み止めが手放せない私はとにかく憂うつでした。生理中のフライトには、いろいろな問題が待ち構えていたのです。
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ナプキンを替える暇がない
私は経血量が多く、1時間に1回はナプキンを替えないと漏れてしまう心配があります。しかし、国際線ともなると長時間のフライトで、トイレに行けないほど忙しいときも。機内サービスがなかなか終わらなかったり、機内で急病人が出たりすると自分たちがごはんを食べる暇すらありません。もちろん、トイレさえもなかなか行けないのです。
私の場合、「そろそろナプキンを替えないと」と焦りながらも、トイレに行けないという状況が一番つらかったです。そのため、生理中は万が一に備えて夜用の大きなナプキンを付け、生理用ショーツを2枚ばきにして乗務していました。
痛み止めを飲むには報告が必要
また、ルールとして、生理痛に備えて鎮痛薬を服用した場合は、その日に搭乗しているCA全員に報告をしなくてはなりません。全員の体調を把握するために必要なことなのですが、男性のCAがいるときはとても気まずかったです。
そのため私は「男性にも報告するぐらいなら飲まないほうがマシ」と思って、服用しないときもありました。
しかし、そのあとに生理痛が悪化してしまい、フライト中ずっとつらい思いをしたことも。今思えば、恥ずかしさよりも痛みが軽くなることを優先すればよかったと思います。
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