彼氏「本当のことを言って」私「それは…」彼氏に体調不良を隠し続けた驚きの理由とは!?
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もともと生理痛がひどかった私。下腹部が痛くなる前に市販の鎮痛薬を飲んで毎月耐えていました。それが彼氏との同棲がきっかけで、単なる生理痛と思っていた26歳の私にまさか結末が……。もっと早くから病院に行けばよかったという後悔のエピソードを紹介できたらと思います。
26歳の冬。プロポーズしてくれた彼氏と、同棲をしてから籍を入れようということになり、アパートを借りて同棲をスタート。彼の仕事は朝早くから夜遅くまで……。私も働いていましたが昼から夕方過ぎまでというシフトでした。ですが、私は通勤に2時間ほどかかっていたので、出勤前や帰宅後の家事はなんとなく負担になっていました。でも、彼にいいところを見せたいという思いや、家事は私がやらなければ!という思いからすべての家事をこなしていました。
同棲を始めてから1カ月後。いつもなら少量の経血から始まる生理ですが、その日は急激におなかが痛くなりトイレに駆け込むと、下痢とともに大量の経血が!! 最初は生理だと思わずおしりから血!?と思いましたが、周期的にもあー生理だと気付いて気分はドン底に。下痢は止まらず、そしてどんどん冷や汗が出てきて、おなかは痛みを増すばかり。トイレから出られず、立ち上がることもできず……。こんな経験は初めてでした。
幸い、この日は彼の仕事が休みで、私にずっと付き添っていてくれました。私はあまりのつらさに泣きながら職場に電話をして、休みをもらうことに。生理痛のつらさから、何も食べることができず薬も飲めない状態で、布団で悶絶……。挙げ句の果てに下痢は止まらず脱水症状になりかけました。
心配した彼が病院に連れて行ってくれましたが、その日は休日診療のため、婦人科医がおらず内科医に診てもらいました。その間にも下痢は治らず顔色も悪いとのことで、点滴を打ってから帰宅するようにと指示がありました。これには私もびっくりでした。そして内科医からは「子宮が関係しているはずだから、必ず婦人科を受診するように」と言われ、その日は1時間ほど点滴を打ち帰宅しました。子宮が関係しているということを理解できていませんでしたが、後日、婦人科を受診し内診してもらうと、子宮内膜症、チョコレート嚢胞が見られるというまさかの結果でした。
医師からは「生理で出される子宮の内側の膜に似た組織が卵巣の中にあり、右の卵巣の排卵機能を邪魔している」との説明を受けました。そして手術をするか、ピルでコントロールしていくか、今すぐ頑張ってタイミングを見て子どもをつくるか……という話をされ、私にはすぐには理解できない現実を突きつけられました。まさか自分の体がそんな状況とは思わず、すごくショックを受けたことを覚えています。
毎月、生理痛がつらかったことに、こんな病気が隠れていたなんて想像もしていませんでした。チョコレート嚢胞があると子どもができにくいので、子どもが欲しければ手術をすすめると医師から告げられました。彼との子どもは考えていましたがせめて結婚式を挙げてからと思っていました。子どもができにくい体とわかってしまって、お互いにショックを受けたのを覚えています。ですが、彼からこんな言葉をかけてもらいました。「違う病院でもう一回診てもらって、それでダメなら不妊治療も視野に入れて考えよう。結婚式に子どもがおなかにいてもいいから、無理をせずにストレスなく子づくりしていこう」。
それを機に違う病院を受診すると、まさかの診断を受けました。確かにチョコレート嚢胞ではあるけれど、そんなすぐに手術をするほどではなく、まだ若いからゆっくり子づくりして間に合うとのこと。タイミングが合えば子どもができる体と言われ、この状況で体にメスを入れる必要はないと、思いがけない言葉をかけてもらいました。そして生理痛がラクになる薬のアドバイスを受けました。医者によってこんなにも言うことが違うことに驚きました。彼に話すと、「セカンドオピニオンって大事だね!(笑)」と言ってくれました。
この後、薬が効いて生理痛がラクになりました。気の持ちようもあったのかもしれません(笑)。それから無事に結婚式を挙げて自然に妊娠し、その3年後に2人目もでき、なんと妊娠したことによりチョコレート嚢胞がなくなるという奇跡が起きました!
たかが生理痛と思ってつらい毎日を送っていましたが、それにはちゃんと理由があったと気付かされたできごとでした。もっと早く病院に行っていれば、つらい思いを済んだのにという後悔の気持ちもあります。今、生理痛で悩んでいる方にこの私の体験が病院に行くきっかけになってくれればうれしいです。最初に受診した病院では手術をすすめられましたが、ほかの病院を受診して無事に妊娠でき、チョコレート嚢胞がなくなって本当によかったと思っています。私は病院を変えたことで今でもその病院を信頼し、生理痛がひどくなると診てもらっています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
文/こばほみさん
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