「まだ30代なのに？！」何日も続く不眠に悩み婦人科へ。医師から告げられたまさかの病名は？！

私は元々生理不順で、更年期がきてもなかなか気がつきませんでした。更年期の症状は人によって違うので、私が当てはまるか判断しにくかったことも理由として挙げられます。今回はそんな私の更年期エピソードについてお伝えします。

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原因不明の不眠が続き…

私は、子育てが少し落ち着いてきた30代後半からパートで働き始めました。パート先の人はとても親切で、人間関係で悩むこともなく順調に働いていたのですが、しばらくすると突然ひどい不眠症状に悩まされるようになったのです。

眠れないときは、夜間はほとんど寝られず朝方になってようやくウトウトするような感じでした。はじめは「今日は眠れなかったけど、明日は眠れるだろう」と思って気楽に構えていましたが、連日眠れない日が続きました。

「なぜ不眠に悩まされるのか」と考えた末、たどり着いたのが「更年期障害」。生理不順や肩こり、気分の抑揚などの症状も当てはまったので、婦人科を受診することに。周りからは「年齢的に更年期障害のわけがない」と言われましたが、当時の私はとにかく原因を知りたいという一心でした。

藁にもすがる思いで婦人科へ

婦人科を受診すると、予想通り「更年期障害」と診断された私。医師によると更年期障害は早い人では30代から発症するそうで、私が特別異常というわけではないことがわかりました。更年期障害の治療法として、女性ホルモンを増やす注射や漢方薬、プラセンタ注射をすすめられ、女性ホルモンの注射は少し抵抗があったので、更年期治療で最もオーソドックスな漢方薬から始めることにしました。

気になったのは「プラセンタ注射」でした。プラセンタ注射はアンチエイジングにも効果があると聞き、当時アラフォーだった私は興味がわきました。だんだんと加齢による衰えを感じ始め、良い美容法はないかと模索していたというのも理由の1つです。プラセンタ注射を更年期治療の一環として使えるなら、アンチエイジング効果も期待でき一石二鳥だと思い、思い切って漢方と併用することにしました。