「も、漏れてる!!」保育園の運動会のお手伝いで力仕事。帰宅しトイレに行くと目を疑う光景が
子どもの幼稚園の運動会のお手伝いをしていた私。生理2日目だったものの、トイレに行く暇もなく4時間ほど力仕事をして帰宅したところ……。 目次 1. …
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私は、ピルを服用することで生理前の情緒不安定や生理痛を抑えてきました。産後、血栓ができやすい体質とわかってピルをやめると、待っていたのは地獄のような情緒不安定でした……。
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私は、生理前になるとイライラし、生理中はひどい腹痛を伴うのがいつものパターン。そのためピルを服用して生理と付き合ってきました。
20代半ばで結婚し、ほどなく妊娠すると、マタニティライフはハプニングの連続! 切迫流産や妊娠糖尿病による入院、出産時は陣痛促進剤を使用中に胎児の心拍数が落ちてきたため緊急帝王切開……。さまざまなアクシデントがありながらも、なんとか子どもは元気に生まれてきてくれました!
ただ、胎盤に数cmの血栓ができており、私は血栓ができやすい体質かもしれないことが産後に判明。医師に「ピルも血栓ができやすくなる薬なので、今後は内服しないほうがいい」と指導されました。そのときは「血栓ができるくらいならピルは飲まないほうがいいな」くらいに考えていたのですが……。
退院して本格的に育児が始まると、産後1カ月後には疲れで帯状疱疹が出たり、ガルガル期になって夫ともめごとが増えたりして、なんとなく家庭内が落ち着かない雰囲気になり、精神的に参ってしまう日が多くなっていきました。
そして産後10カ月ごろに生理が再開。ここから地獄が始まったのです。
まず、生理がくる2~3週間前から、異常なまでのイライラと不安感に襲われました。不思議とこの感情は生理が始まればスーッと治まるのですが、毎月この繰り返しで、調子がいいと思える日は月に7日あればいいほう。そのうち生理が始まると安心して、生理が終わると生理前のイライラに怯えるようになりました。
日ごとに強まっていくイライラは、次第に「死にたい。消えたい」という感情を生み出し、ついには自分の太ももを引っ掻き回したり四肢を自分で殴ったりと、その思いを自分に向けてぶつけるように……。
このとき私の頭の中は、とにかく不安とイライラでいっぱい! 今にもパンクしそうでつらく、また、イライラすると体中に虫が這うような気持ち悪さがあって……。これを打ち消してくれたのが「痛み」だったのです。当時の私にとって自傷行為で生じる痛みだけが、自分にまとわりつく不快なものを消してくれました。
そして、痛みが安心感に変わっていくころ、わずかに残っていた不調のない日は完全になくなりました。同時に、私のなかで生理は地獄を見せるものとなり、
「生理のもととなる子宮も卵巣も全部いらない! 捨てたい! 取り出したい! だから笑顔だった私を返して!!」と願うまでに追い詰められて……。
そんな私の姿を見た夫は危機を感じ、病院へ連れて行ってくれたのです。
最初、下された診断は産後うつでした。抗うつ剤などを内服したことで徐々に調子のいい日は増えていきましたが、生理前のイラ立ちは治まりません。
それなら妊娠前に飲んでいたピルで再び生理の管理しようと近所の婦人科を数軒回ってみたものの、返事はどこも同じ。「妊娠中、胎盤に血栓ができた以上、リスクがあるので飲まないほうがいい」と。でも光明はありました。精神科の先生からホルモン治療を得意とする婦人科を紹介されたことで状況が一変したのです!
ホルモン剤による内服治療が始まると、その月の生理前は驚くほどいら立ちが軽減! これだけ早く薬の効果を実感できたことに涙が出るほどうれしくなって、「もう生理は怖くない!」と思えたことを、今でも覚えています。
ところが数カ月後、生理前のイラ立ちがぶり返します。ショックでした。「またあの地獄がくる……」。婦人科の先生にも涙ながらに訴えました。ちょうどこのころ、自分の症状に当てはまる病名をネットで見つけたので、
「先生、私、 PMDD (月経前不快気分障害)ですか?」と聞いてみると、先生は、
「そうですね。生理前のうつ状態がひどく、日常生活も困難な状況からしたら、そう判断できますね。今飲んでいるのは軽めの薬だから、そういうこともあります。大丈夫! 薬を変えましょう。そして元気を取り戻そう!」と言ってくれたのです。このとき初めて、「PMDDだ」としっかり診断してもらいました。
その後、黄体ホルモンを含んだ薬に変えてリスタート。この薬を飲んでからは、あれほどあった生理前の異常なイラ立ちが沸かなくなりました!
現在、飲み始めて1年以上経ちますが、落ち着いた生活が送れていますし、「自分は生理によってこんなに踊らされていたのか」と驚いています。
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