「女の人の血って青いんだ」女性用品のテレビCMを見た10歳の息子の言葉に、私はハッとして
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生理中は体の負担も大きいですが、私は精神面の変化のほうがつらいです。まるで自分が自分でなくなるような感覚があり、いつも一緒にいる彼氏からも「生理中は別人のように見える」と言われてしまうほど。そんな私には、生理中に絶対してほしくないことがあるのです。
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生理中、私は感覚が過敏になります。例えば、普段は気にならないにおいが気になり気分が悪くなったり、日常の生活音が騒音のように感じてイライラしたりすることがあります。また、生理中は彼氏に触れられることがとても不快です。
私はどちらかというとスキンシップが好きなほうです。いつもなら自分から手をつないだりハグをしたりするのが当たり前ですが、生理中は途端にバリアを張ってしまい彼氏も最初は戸惑っていました。
男性には生理がないので根本的に理解してもらうことは難しいとは思いますが、たまに「生理くらいで大げさ」と言われることがあり、とても傷つきます。生理のつらさは女性同士であっても理解が難しいと思います。痛みや不快感には個人差があるからです。完全に理解してもらうのは難しいと頭でわかっていても、彼氏から「生理中でも元気にしている女性もいるよ」と言われるときついです。彼は、私が生理のたびにイライラしたり気持ちが不安定になったりすることが理解できないと言います。
これから先も続く生理とのお付き合い。毎月のように心身ともに不安定になることは、私自身が一番苦しいです。しかし、自分でコントロールしきれない部分もあるのも事実。一番身近な彼氏だからこそわかってほしいのに、わかってもらえないと悲しい気持ちになります。
生理中に私が心身ともに不調に陥っていると、彼氏がいろいろなことを手伝ってくれます。それ自体はとても思いやりを感じてうれしいのですが、ひとつだけ嫌なことがあります。それは洗濯物を干されることです。生理中は下着や洋服が汚れてしまうことがあります。もちろん、その場合は手洗いをしてから洗濯機に入れていますが、汚れが残っていることもゼロではありません。それを彼氏に見られるのがとても恥ずかしいのです。
また、おしゃれではないサニタリーショーツを見られたくないという思いもあります。そのため、彼氏がよかれと思って洗濯物を干そうとすると、つい語気を荒げて止めてしまうので、それがきっかけで喧嘩になることもありました。
私の場合、生理中は体調をコントロールすることがとても難しいです。まずは、そのことを彼氏としっかりと話し合うことが大切だと思っています。普段、どんなに思いやりをもって接しても生理中のちょっとしたイライラで関係性が壊れてしまうこともあります。普段から、自分の体調の変化について、感情的になって相手を傷つけないように配慮しながら丁寧に伝えていきたいです。
著者:横山裕子/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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