
これまで何の問題もなく使えていたナプキン。それがある日突然、頼りにできなくなってしまいました。なぜなのか、原因はわかりません。使用するとデリケートゾーンがかゆくなってしまい、掻きむしりたい衝動にかられて傷つけてしまうのです。
突然襲ったデリケートゾーンのかゆみ
私は、大学生のあるときから生理中のナプキン使用を避けるようになりました。その理由は、デリケートゾーンのかゆみ……。なぜか急に、ナプキンが肌に合わなくなってしまったのです。
あるときの生理中、私は普段通りにナプキンをつけて過ごしていました。
すると、突然かゆみが出てきて……。あまりにもかゆくて我慢できず、シャワーの最中に少しだけこすって掻いてみたら、かゆみが治まるどころか、掻けば掻くほどかゆみは増すばかり。掻きむしってしまうまで掻くことを止められませんでした。
そんなことをすれば当然、傷つきます。私のデリケートゾーンも赤く腫れあがり、ジンジンヒリヒリ……。当時20歳。婦人科に行ったことがなく、専用の薬があることも知らなかった私はどうしていいかわからず、ただ自然に治ることを待つだけ。
数日後、掻きむしったところがかさぶたになり、ショーツにかさぶたがポロポロ落ち始めたころ、「やっと治った……」と安堵しました。
ナプキンをやめてタンポンを使用
「もうこんな思いはしたくない!」と強く思った私は、一番仲の良い友だちに相談。彼女から「タンポンにしてみたら?」とアドバイスされて、早速トライしました。
私はタンポンを使ったことがなかったので、初めは挿入に戸惑い、うまくいきませんでしたが、慣れてスムーズに挿入できるようになってからは生理期間が快適に! かゆみが出なくなったことはもちろんですが、あのドロッとした経血の感覚もなく、生理中の不快な要素を一切感じなかったのです。これには感動しました。
まとめ
あのとき襲われた猛烈なかゆみ、お猿さんのように腫れあがったデリケートゾーン、タンポンに切り替えたときの解放感。これらは今でもしっかり覚えています。不意にナプキンが合わなくなったことにはまいりましたが、ひとりで悩まず誰かに相談できたことは、解決の糸口が早期に見つかって幸いでした。
※タンポンの長時間使用は雑菌の繁殖やトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
監修/助産師REIKO
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文/かおりんごさん
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