
初潮を迎えて以来、私の生理は長く不安定でした。生理不順に悩まされ、妊娠できるか不安でしたが、ありがたいことに31歳で子宝に恵まれました。産後は乱れがちだった生理が安定するようになり快適に過ごしていたのですが、40代に突入してから再び生理の様子が変わっていったのです。
★ムーンカレンダーで注目を集めた【生理トラブル】の記事⇒「あ、ヤバいかも」旅行中にベンチの上で…救急搬送される事態に発展して!
40代から生理の間隔に変化が…
40代に入ってからは少しずつ生理の間隔が狭くなってきました。28日周期から26日、25日周期へと周期が短くなったのです。特に体調面での変化はなかったことから、「風邪をひいていたからかな?」とか「ストレスが溜まっているのかも」と、あまり気にしないようにはしていました。しかし周期がズレ始めて1年もすると、25日どころか22~23日周期とさらに間隔が狭まったのです。私の場合、よく生理と生理の間に起こる排卵出血もあったので、常にナプキンは欠かせない状態になりました。
さすがに能天気な私も、ここまで周期が短くなると心配になりました。タイミング良く市から子宮頚がん検診の受診票が届いたため、検診を受けるとともにエコーで子宮や卵巣の状態をチェックしてもらいました。がん検診の結果は問題なく、医師からは「40代に入ると周期が短くなることはありますよ。エコーで見たところ子宮もきれいなので大丈夫です」と言われ、取り合えず重病が隠れていないことにホッとしました。
生理がなかなか終わらない! 心配になり検査を受けると…
周期が短くなるのは加齢によるものと安心し、しばらく様子を見ていた私ですが、放置しておくのは少し怖い事態に陥りました。経血の量が増え、しかも一度生理が始まるとなかなか終わらなくなったのです。経血漏れが起こりやすくなったのも厄介ですが、それ以上にめまいや立ちくらみの症状が出てきたことが心配でした。しっかり睡眠をとっても疲れが取れず、ずっと倦怠感が続いています。明らかに体の中で何か異常が起こっていると不安を感じ、再び婦人科を受診しました。
医師に症状を話したあとはエコーを使っての診察、子宮体がん検査、採血がおこなわれました。エコーで見る限りは問題なしと言われましたが、初めて受ける子宮体がん検査はドキドキです。検査結果が判明するのは後日で、この段階ではまだ不正出血の原因はわかっていませんでしたが、出血を止めるために止血剤を処方してもらいました。帰宅してからも「子宮体がんだったらどうしよう」と不安でいっぱいでしたが、止血剤を服用すると翌日にはピタッと出血が止まりました。
検査を受けてから10日後、検査結果を聞きに行くと子宮体がんではありませんでした。ただ軽度の貧血になっており、ホルモン数値も閉経に近づいていることが判明。つまり貧血になるほどの不正出血は、更年期に起こるホルモンバランスの乱れが原因だったのです。まさか更年期の症状とは思いもよらず、「少し早すぎるんじゃない?」と焦りましたが、40代半ばになるとそう珍しいことでもないようです。止血剤によって出血は止まっていますが、貧血症状が見られたため鉄剤が出されました。
コメントを書く