「言うことを聞け！」支配的な母が結婚の条件として出してきたことは…？！

私は複雑な家庭環境で育ち、つらい人生を送ってきました。そんな私にとって、夫との出会いは救いでした。けれども、夫との結婚は一筋縄ではいかず……。

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複雑な家庭環境で育った私

私の両親は、小学校2年生のときに離婚しました。母は住んでいる住宅でスナック経営を開始。すぐに再婚をした相手は、母より11歳年上の倒産しそうな鉄工場の社長です。ご飯もあまり食べられないほど生活は苦しく、住む場所も転々とするような生活でした。

ただでさえ精神的につらかったのですが、母は性格的に難ありの人で、私の行動に対して事あるごとに制限をします。私は意思を持つことを許されず、母からロボットのような扱いを受けていたいのです。

夫との出会いが人生の光に…

そんな苦しい生活を送っていた私は、高校3年生のときに今の夫と出会いました。彼は他校の男子学生だったのですが、私の学校行事で知り合いました。その後、偶然会うことが何度か続き、そのうち共通の友だちによるお節介のおかげで、私たちは付き合うことに。

社会人になってからは結婚も視野に入れるようになりましたが、問題は私の母親の存在です。なにかと私の自由を奪ってきた母に「彼と結婚したい」と言うのは至難の技です。そして、彼に厄介な母のことを話すのは恥ずかしい気持ちがありましたし、理解してもらえるかも心配でした。