逃げる夫を、泣きながら追いかける元カノ。夫が走りながら考えていたことは #妻は2番目に好き？ 128
【妻は2番目に好きな人 第128話】1歳年上の夫・ろみ緒と、6歳の娘・あかりと暮らす松田めい。ごく普通のありふれた家庭だったものの、ある日ろみ緒が …
モトさんの妻は、彼の両親から「かわいげのないオバサン」「愛想が悪い」などと、会うたびに暴言を吐かれていました。さらに、孫に対しても「全然かわいくない」とひどい言葉をかけていたそうで……。
しかし、そのことをモトさんに相談しても「仕方ない」「俺は子どもができたから嫌々結婚した」と言って、妻を庇うそぶりは一切なかったと言います。さらに、自分が不倫していたことは棚に上げて、妻のせいで尾持さんと別れることになるかもしれないと、妻のことを悪者扱いしていました。
尾持さんはモトさんと婚約指輪を買いに行く約束をしていましたが、妻は指輪をもらったことも旅行をしたこともなく、妻はそれを涙ながらに尾持さんに話しました。妻に「だから、あなたが憎くてたまらない」と言われた尾持さんの目からは、自然と涙がこぼれたのでした。
妻の告白によって、これまでやさしかった彼の姿とはまったく違う「裏の顔」を知ってしまった尾持さん。夫だけでなく、彼の両親からも自分と娘のことを悪く言われていた妻の気持ちを思うと胸が痛みますし、この話を妻の口から聞いた尾持さんもつらかったと思います。
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