「今までありがとう」半年間付き合った彼氏との別れで感じたことは… #彼氏を狙う同級生 最終話
【人の彼氏を平気で狙う女の話 最終話】陸上部員たちから茶化されたこともあり、「ユキトくんは私を選んでくれる」と勘違いし、にしこさんにずっとマウント …
【人の彼氏を平気で狙う女の話 第6話】高校2年生に進級し、始業式を迎えたにしこさん。親友のマユや彼氏のユキトと2年連続で同じクラスになれたことで、「楽しい1年になりそう」とワクワクしていました。そんなとき、前の席に座っているモカちゃんという女の子から「やっぱりユキトくんと付き合ってたんだ」と話しかけられて……！？ 著者・にしこさんの実体験をもとに、多少のフィクションを加えたお話です。
★第1話から読む：「また同じクラスだ♪」親友と迎えた待望の新学期→実は地獄の始まりで…！？ #彼氏を狙う同級生 1
2人だけの世界に入りたがるモカちゃん
陸上のマネージャーをしているモカちゃんは、陸上部員であるユキトとも当然、面識があるよう。ところが、なぜかユキトはモカちゃんの話をしたがりません。そんなある日、昨日放送していたお笑い番組について話していた4人。スキンシップとして、ユキトがにしこさんの肩をギュッと抱きしめたその瞬間、突然モカちゃんが大声で「ユキトくんさー！」と、強引に話題を変えて……！？
お笑いの話をいきなり遮って、なぜか部活の話を始めたモカちゃん。にしこさんたちは「お笑いの話が嫌だったのかな？」とモカちゃんに気をつかい、2人が会話しているのをしばらくぼーっと眺めていました。
しかし、マユとしてはにしこさんの気持ちも気になったようで、「あまり2人の世界に入ると彼女のにしこが悲しむよー！」と、冗談っぽく2人の間に割って入ってくれたのです。すると……モカちゃんはクスクスと笑いながら「こんなことで嫉妬するんだ！意外と子どもだねっ」と言い放ったのでした。
にしこさんの目線に立つと、思わずモカちゃんにムカーッとしてしまいますよね。モカちゃんはおとなしそうで、いい子な印象だったのに……。にしこさんもきっと、モカちゃんの態度が急に変わったことに、心底びっくりしたのではないでしょうか。
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