「会ったら慰謝料」の約束をすぐに破った元カノ。誓約書通り…！？ #妻は2番目に好き？ 131

【妻は2番目に好きな人 第131話】1歳年上の夫・ろみ緒と、6歳の娘・あかりと暮らす松田めい。ごく普通のありふれた家庭だったものの、ある日ろみ緒が同窓会で再会した元カノ・ジュリ実と連絡を取っていることが発覚するのでした。

2人の密会のことはついにジュリ実の夫にもバレます。そこで、めいとろみ緒、ジュリ実とジュリ実の夫の4人で話し合いをし、「2人きりでは会わない」と約束。ただ、めいはろみ緒のことを信用できず、ひとまず、離婚届を書いた状態で様子を見ることに。

そんな中、ジュリ実は約束を破り、仕事終わりのろみ緒を待ち伏せし……。著者・岡田ももえさんの知人が実際に体験したお話です。

★前のお話：追い詰められた元カノ。ついに明かした、仕事終わりの夫を待ち伏せした理由とは #妻は2番目に好き？ 130

「お支払いします」

ろみ緒から、「ジュリ実に待ち伏せされた」と聞いためいは、急いでジュリ実の夫に連絡します。そして、夫から問い詰められたジュリ実は、「タイムカプセルを埋めた場所を聞くために、ろみ緒に会いに行った」と説明するのですが……。

夫から責められたジュリ実は、「遅く帰ってきたのに責めるよぉ」「怖いよぉ」と、夫との話し合いを拒否。仕方なく夫は、めいに「誓約書でお約束した通り……（慰謝料を）お支払いします」と電話で告げます。

一方、ろみ緒に対するめいの態度は冷たいままで、ろみ緒は「ちゃんと会ったことを言ったのに、めいは心を閉ざしたままだ……なぜ」と、焦るのでした。

両夫婦での話し合いで、ろみ緒とジュリ実が2人きりで会った場合、どちらかが慰謝料を払うと約束することで、会うことの抑止力になるはずでした。しかし、ジュリ実にとっては、慰謝料よりも、ろみ緒に会いたいという気持ちのほうが大きかったのでしょう。

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