
予定よりも1週間ほど早く生理が始まったときのお話です。昔から生理不順だった私は、基本的に持ち歩くかばんの中にいつもナプキンを入れています。しかし、持っていれば何でもいいわけではありませんでした。
予定より早く生理に…
高校生のころからずっと生理不順の私。予定通りに始まらないのはよくあることなので、どんな状況でも対処できるように、かばんの中にはいつもナプキンを忍ばせています。経血の量が多い私は、初日と2日目がひどく、貧血気味になることも。そのため、始まったとわかったら、すぐに長さが34cm以上ある大きいサイズのナプキンを使用するのが常でした。
ある日、外出中に予定より1週間早く生理が始まりました。珍しいことではないので、「またか……」と思いつつ、すぐに近くのトイレに駆け込み、かばんの中にあるはずのナプキンを探しました。ところがいくら探してもお目当てのナプキンが見つかりません。
かばんの中には小さなナプキンのみ
どれだけの時間探したでしょうか。かばんのありとあらゆるポケットを探しても、見つかったのは小さいサイズのナプキン2枚だけでした。すでに便器の中は血まみれです。こんな小さいサイズではすぐに漏れてしまうのが想像できました。
そこで思いついたのは2枚のナプキンを重ねるという方法でした。重ねた位置から漏れないように慎重に重ねます。20cmの小さいナプキンでも重ねれば十分な大きさになりました。その日はナプキンがずれないように気を付けながら、帰宅まで約30分歩き、無事家まで辿り着くことができたのです。
羽つきのナプキンで助かった?
いつもは大小それぞれのサイズのナプキンを用意していたのですが、このときは大きいサイズを補充し忘れていたようです。
ちなみに、急きょ思いついた、小さいサイズ2枚を重ね合わせた対処法ですが、漏れずに済んだ大きな理由は、「羽つき」だったからかなと思います。私は、日中も寝ているときもずれないかということが心配なのですが、そのような心配も「羽つき」なだけで安心して使用することができています。
まとめ
「今月は予定通り生理がくるかな?」と思っていても、急に始まることが何度もありました。最初は漏れてしまったり、ナプキンがなくて焦ったりして、落ち着いて行動できませんでしたが、何度か失敗を繰り返しているうちに、準備をしたり、そのときあるものだけで対処できるようになりました。生理は毎月あることなので準備漏れもありますが、このような応急処置の方法を身につけておいてよかったと思いました。
監修/助産師REIKO
著者/黒木美沙
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