パワハラ部長「会社にお前の席はないw」僕「わかりました」⇒本当に退職した僕。その後、会社は…
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結婚につながる恋愛をしたいと、私は20代後半のころ積極的に友だちから男性を紹介してもらっていました。その中で、「おもしろい人がいる」と言われある男性に出会った私。話すと自分と感性がまったく異なり、確かにおもしろい人だなと興味をもちました。これも人生経験といざ付き合ってみると……。
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はじめてのデートは美術館。私はあまりアートなどは詳しくなかったものの美術館が好きだという彼に誘われ行くことに。はじめは美術館を1時間くらいで見終えてカフェに行く予定をたてていたのですが、なんと滞在時間はまさかの3時間に。彼が1つの絵を見てじっくり解説まで読むので見て回るのにとても時間がかかってしまったのです。
熱心な様子の彼に「早く次に行こう!」とも言えず、私は一緒に解説を読むことに。ただ、こんなふうに美術館を巡ることはなかったので新鮮な気持ちもありました。そのため「こういう楽しみ方もあるのは素敵だね!」と彼に告げた私。
すると、このひと言がキッカケとなり、毎回美術館デートに……。最初のうちはたしかに楽しかったのですが、毎回美術館で、解説をじっくり読んで……というのはさすがに飽きてしまいました。
デート中のドライブでも彼に驚いたことがあります。私は、ドライブ中は音楽を聞くのが大好きですが、彼は無音を好む人でした。なぜなら、「運転中は歌詞を読めないから」。
私が音楽をかけると、彼はすぐに「なんて言っているか聞き取れないし、歌詞が見られないからやめて」と不機嫌に。代わりに会話を盛り上げようとすると「運転に集中したいから」と言うのです。
彼の気持ちもわかりますが、車の中はなんとも気まずい空気が。しかし彼はまったく気にする素振りもなくマイペースな様子でした。
価値観の違いに戸惑いもあり、結局3カ月も経たずに彼とはお別れをすることに……。その決定打となったのは、日々のメールのやりとり。
読むことに対して異様なこだわりをもっている彼。私の何気ないメールの文章にも多く指摘をするようになりました。それはまるで赤ペン先生のようで……。
特に恋人同士の「好きだよ」という言葉にすら、どういうところが好きなのか詳しく聞いてきたり、デートに行ったあとの感想を詳しく書くように求めてきました。そして誤字脱字も細かく添削され……。このやりとりに疲れ果ててしまい、あっけなくメールでお別れする結末となったのです。
価値観の違いでよく別れるという話を聞きますが、最初は「価値観の違いもおもしろい」と思っていました。ただ、ここまで感性などが違うと一緒に付き合っていくのは本当に難しいのだなと実感。結婚は恋愛よりも長い時間、自身をさらけ出すということもあり、価値観は大切だと結婚への教訓になる出来事でした。
著者/伊東理恵子
イラスト/たこ
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