「お願い、早退して」社会人彼からの連絡。焦って彼の元へ向かった私が見た、まさかの光景とは

休日出勤の社会人男性と付き合っていた大学生の私。デートはもちろん平日。それも学校が終わった夕方からになるので、会える時間は限られていました。そんなある日、突然彼から「今日は学校を早退してほしい」と言われ……。

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大学生の私と社会人の彼。デートはいつも数時間

大学生のころ、社会人の男性とお付き合いしていたことがありました。

彼の仕事は土日休みではなく、私も日中は学校があるので、会えるのはいつも平日の夕方から。それもお互い仕事や学校が翌日に控えていることもあり、あまり遅くまでは一緒にいられません。そのため、デートは、ショッピングモールやドライブに出かけ、ごはんを食べて数時間ほどで帰ることがほとんど。仕方ないのですが彼には物足りなかったようで、よく「もっと長い時間デートをしたいよ」と言われていました。

ある朝、私が大学にきていると、突然彼から「お願いだから今日、学校を早退してきて」と連絡が。こんなことを言われたのは初めてで、「ただならぬことが起きたのでは？」と不安に。学校を早退し、急いで彼の元へ行くことにしたのでした。

彼の身に大変なことが…！？

彼の家に着くまでは、「彼の身に何か大変なことが起きているのでは」と気が気でなく、焦りと不安が入り混じる感情でした。そして彼の家に着くと……そこには普段と変わらない様子の彼が。切羽詰まっているようには見えませんでした。

不思議に思って「何かあったの？」と聞くと、彼からは「特にないよ。ただ君と長くいたかったから」という言葉が。しれっと言われ、私はポカン……としてしまいました。

そして、心配して帰ってきた私は彼の言葉に腹が立ち、同時になぜ早く帰ってきてほしいのか理由をきちんと聞かなかったことをとても後悔しました。そんな理由なら、早退せずきちんと授業を受けたかったです。

実は、早退した日は単位に影響のある大事な授業があった日でした。そのため、休んだことを今でも後悔しています。彼からの言葉を鵜呑みにするのではなく、きちんと理由を聞き、慌てるようなときこそコミュニケーションをしっかり取らなければ、と思った出来事でした。

著者：北山遥／女性・主婦
イラスト：おんたま

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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