「…は?」映画デートの待ち合わせ場所に着いたら彼から電話。耳を疑った彼のひと言とは!?
「何にでもマヨネーズをかけて食べるのでびっくりした」「物を捨てられない人だった」など、パートナーにびっくりしたことはありませんか。今回は、読者の皆 …
ムーンカレンダー 生理・恋愛・美容 女性のリアルを毎日お届け♪
夫とは25歳のころ、友人の紹介で知り合いました。25歳といえばまさに結婚適齢期! ところが私たちの間では遅々として結婚話が進みません。理由は、私が両親の不仲を見ていて「結婚しても不幸になるだけ」と思い込んでいたからです……。偏った考えではありますが、ブレずにいた私。しかし、この考えを覆す出来事が起こりました!
私の両親は、それはそれは仲が悪く、その姿を見て育った私には、若いころから結婚への憧れがまったくありません。むしろ「結婚とは、不幸な人間を増やすシステムだ」なんて勝手に格言を考えては悦に入る、今振り返ると自分のモノサシだけで世の中をわかった気になっていた、なんともイヤミな女でした。
そんな私にも、お付き合いしている人はいました。25歳のときに友人の紹介で知り合った彼は、一緒にいて楽しく、価値観も一緒。なにより彼の人柄に惹かれていました。
ただ、ときどき彼がのんきに言う、「結婚しようよ。したらきっと楽しいよ」の言葉には私の心をザワつかせ、「どうしてこの人は世間を知らないんだろう……」と、彼のことを冷ややかな気持ちで見ていました。
こうして結婚に関しては斜に構えていた私ですが、考えを一変させる出来事が起こりました。
29歳の春、当時、勤めていた会社が新しい支店を出すことになったのですが、その支店の立ち上げメンバーとして、私に現地へ赴いてほしいと内々に話があったのです。新たな勤務地となるのは、なんと北海道の釧路!
一瞬、言葉に詰まりました……。そしてすぐ、彼のことが頭に浮かんだのです!
私と彼は富山県在住。私が北海道に転勤となれば、きっと彼との関係は長くは続けていけないでしょう。しばらくは「遠距離恋愛」というものに酔えるかもしれませんが、着地点が見えない恋愛をいつまで続けられるのか……。そんな思いがよぎりました。
このとき私は初めて思ったのです。「仕事は好きだしやりがいもあるけど、彼との未来も考えたい」と!
そして私は、彼にこう尋ねました。「あなたと結婚する可能性が出てきました。差し支えないでしょうか……」。この問いかけに、彼はいつもと変わらず屈託のないものの言い方で、「いっこうに構わんよ!」と答えてくれました。
結局、私は転職して富山とどまることを選び、30歳の秋に彼と結婚。偏屈な私の気持ちが固まるのを待っていてくれた彼には、ただただ感謝でした。ずっと私に寄り添ってくれた彼は、いつも感情がフラットで、どれだけ私が感情にまかせて怒ったり不機嫌になったりしても、それにつられることはなかったのです。
私が育った家は、子どもは親に絶対服従、子どもが親から理不尽な八つ当たりをされるのは当たり前……という環境でした。だから、家族相手でも感情的にならない夫の振る舞いには尊敬のひと言! 一男一女に恵まれた今、夫が子どもたちをちゃんと「ひとりの人間」として接する姿を見て、心から尊敬しています。
「結婚は、しなくてもよい風習かもしれない。でも、新しい文化を知りたいなら、したほうがよい」 。既婚者となった私は今、そんな風に思っています。
文/細木ゆきえさん
▼ムーンカレンダーの生理&結婚体験談マンガはこちら
関連記事:
★「深夜4時ついに告白キター!」深夜になった理由にキュン!/相席で運命の人
★「何これ?借金!?」結婚後、新居に届いたのは…夫の金銭感覚に驚愕!
第2子(女の子)が生まれたとき、夫に出生届を書いて区役所に提出しに行ってほしいと頼みました。すると、区役所に出かけた夫から、慌てた様子で電話がかかってきて……。読者が経験した「パー...
続きを読む私はとある大手の商事で会社員をしている42歳。数年前、社長に頼まれて支社に出向し、業績改善が実現したためこのたび本社に戻ることに。「本社でもまた頑張って働かなくちゃ!」と、私はヤル...
続きを読む社会人になってからすてきな男性と出会い、結婚が決まった私。ある日、私がひとりで結婚式の準備を進めていたときです。義姉からメッセージが届きました。「家計が厳しくて、結婚祝いはあげられ...
続きを読む数年前に父が病気で他界。遺言書もなく、母もいなかったことから私は兄と遺産相続をしました。平等に2分割し、特に問題もなく過ごしていたある日、兄夫婦が「実家を相続していたなんて聞いてい...
続きを読む私は大学卒業後に地元の大手企業に就職しました。最初は大変でしたが、今では仕事も覚えて充実した毎日を過ごしています。ところが、社長の御曹司が入社し、その教育係を任命されて……。 結婚...
続きを読む「何にでもマヨネーズをかけて食べるのでびっくりした」「物を捨てられない人だった」など、パートナーにびっくりしたことはありませんか。今回は、読者の皆 …
今年、最も読まれた「結婚体験マンガ」トップ10を発表します!ぜひこの機会に一気読みしてください!! それでは、ムーンカレンダー読者に今年もっとも読 …
夜景のキレイな公園でプロポーズしてもらった私。しかし、彼は不服そうな顔で「何か気づかない?」と言ってきて……。読者が経験した「プロポーズでの予想外 …
会社員の私は、専業主夫をしている夫と2人暮らし。とても仲のいい夫婦です。ある日、夜行バスに乗って地方にある私の実家に行こうとしたのですが、その車内 …
付き合って4年目の記念日に、高級ホテルを予約してくれた彼。私は「プロポーズされるかも」と期待していたのですが、夜ごはんとして彼は手頃な値段の居酒屋 …
これは、私たち夫婦が結婚する直前の話です。私は婚約指輪に憧れを持っていて、いつか彼とお店に婚約指輪を選びにいくのを心から楽しみにしていました。そん …
婚活パーティーやマッチングアプリを活用して、3年ほど熱心に婚活していたのですが、なかなか良縁に恵まれず、半ば結婚をあきらめていた私。けれど、思わぬ …
僕の友人が経験したプロポーズのエピソードは、今でも僕たち友人間や、彼夫婦の中で笑い話として語り継がれています。本人に許可を得て、彼のプロポーズ時に …