
私は、結婚相手はなるべく長男ではない人がいいと思っていました。親戚付き合いや、いわゆる「〇〇家の嫁」というプレッシャーで大変そうなイメージがあったからです。しかし、私が結婚したいと思った相手はまさかの長男。不安を覚えながら始まった結婚生活でしたが、私の想像とはまったく異なるものだったのです。
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長男とは結婚したくなかった理由
長男との結婚を避けようと思ったきっかけは、幼少期の親戚付き合いにあります。
私は田舎出身で、親戚付き合いが活発な環境で育ったため、親戚が集まったらおもてなしで忙しそうに動く伯母たちを見てきました。父方も母方も親戚が多かったので、どちらも親戚が集まると何十人という規模。
ある日、その中でも一番忙しそうに動いている人が、いわゆる「長男の嫁」にあたる伯母だと気づきました。長男と結婚をすると、義実家に気をつかうだけではなく、お盆もお正月もバタバタでゆっくり過ごせないということが、幼い私にはとても衝撃的だったのです。
そのときの衝撃は大人になっても忘れられませんでした。
結婚したい相手は…
そして社会人になり、後の夫となる彼に出会いました。付き合う前に長男だと聞いてはいたものの、「結婚するかはわからないし、とりあえず付き合ってみよう」と軽く考えていた私。
ところが、予想外に交際は順調に進み、徐々に結婚を意識するようになりました。それでも、私は相手が長男ということが気がかりで、「私はよそのお嫁さんみたいにテキパキ動けないと思う」と彼に相談することに。
すると、彼から「うちは親戚付き合いもあまりないし、自分の親もそんなの求めてないよ」と言われたのです。
結婚をするならこの人しかいないと思っていたこともあり、「もし困ったらそのときに話し合おう」と約束をして結婚の話をすすめることにしました。
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