
オーストラリアで出会ったブラジル人男性と国際結婚、現在はブラジルで暮らしています。国際結婚だから大変と思ったことはほとんどありませんが、育った国が違う人と生活するのは大変だな……と感じたことはあります。
関連記事:
「よく別れなかったな」散らかり放題の部屋で冷凍食品を食べていた私の結婚後…
国際結婚でもっとも大変だったこと
国際結婚というと文化や習慣の違いで大変だと思われることが多いですが、私個人としては相手が外国籍の方だから大変ということはないと感じています。育った環境が違う人が一緒に暮らしていくのは、日本人同士であってもきっと大変なことに変わりはないと思うからです。
ですが、違う国で育った者同士が結婚する難しさを感じたことが1つだけあります。それは、「食生活・食文化の違い」です。ブラジルに嫁いできた私を気づかって、基本的には家のことは私に合わせて日本的にしてくれる夫でしたが、こと食べ物になるとなかなか難しいものだったよう。日本的な甘い味付けの食事は彼の好みではなかったようなのです。
妥協できない食と解決策
かといって、私も毎日ブラジル的な味付けの食事を食べるのはどうしても体が受け付けず、困ってしまいました。お互い相手を尊重したいという気持ちは持っていましたが、食べ物に関してはそもそも体が受け付けないので、妥協しようにも相手に合わせるのが難しかったのです。
そこで、夫と今後の食生活について話し合いました。結果、週3日は私が日本料理を作り、週3日は夫がブラジル料理を作り、週に1度は外食をする、そして気に入らない料理がでてきたらお互い自分でなんとかする、ということで落ち着きました。食生活がまったく違う環境で育ってきた私たちにとっては、これが最良の解決策だったのです。
コメントを書く