親に縛られた人生。親の希望ではない「自由な人」との結婚を決めたら…家族の縁が切れることに?
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僕たち夫婦は、妻38歳、夫29歳の、9つ歳が離れた“歳の差夫婦”です。結婚して今年で6年目を迎えます。ただ、付き合い始めてから半年間、僕は彼女といい雰囲気になっても「腰が痛くて……」と、毎回行為を断っていました。実はそれは表向きの理由で、本当の理由は……。
ムーンカレンダーで注目を集めた【結婚プロセス】記事⇒38歳、生涯独身。そう思っていた私が結婚したのは…「言葉も交わしたくない」嫌いなタイプ!?
僕が23歳のとき、当時勤めていた会社で僕たちは出会いました。入社して間もない僕の教育係として任命された上司こそが、のちの妻となる彼女です。9歳年上ながらも、彼女の年齢を感じさせない可愛いらしい仕草や喋り方に、僕はひと目惚れ。その後、僕から告白してお付き合いが始まりました。
最初のデートでは年上の彼女をどうエスコートしたらいいのかわからず、ただ必死だったことを覚えています。数回のデートを重ねたあと、一泊二日の小旅行に出かけた日の夜のことでした。
初めての行為に至るのですが、いざ最後のタイミングになったとき、僕は「イタタタ……」と自分の腰を押さえました。驚いた様子の彼女から「大丈夫!?」と言葉をかけられ、僕は「大丈夫。最近腰の調子が悪くて……」と返事をしました。彼女はそんな僕を見て「今日はやめておこっか」と笑顔で声をかけてくれ、そんな雰囲気ではなくなってしまい、その日は断念。
実は、この「腰が痛い」というのは嘘なのです……。でも、僕は真実を打ち明けられず、彼女への罪悪感を抱えたまま、初めての旅行は終わったのでした。
旅行から少し経ち、再びいい雰囲気になったタイミングがあったのですが……。いざ最後のタイミングになると、また僕は「イタタタ……」と腰を押さえて中断。
彼女はそんな僕を見て「大丈夫? 病院に行ったほうがいいよ」と声をかけてくれましたが、僕は「昔やっていたスポーツで怪我をしたのがきっかけで、ずっとこんな調子なんだ」と伝えて、その日も中断してしまいました。その後、何度かそのようなタイミングが訪れるのですが、そのたびに僕は腰が痛いふりをして、最後まですることができなかったのです。
そんなある日、また同じように痛がるそぶりを見せたところ、我慢の限界だったのか、彼女が「いい加減にしてよ。腰が痛いのは仕方ないけど、病院に行きもせず毎回同じ言い訳をするのはおかしいよ。そんなにしたくないならもういい」と怒ってしまいました。
僕は心のなかで「違うんだ。腰が痛いのは嘘なんだ。ただ……すぐに果ててしまうんだ」と、葛藤していました。そうです。僕は早漏だったのです。そんなこと正直に言えばいいのに、と思うかもしれませんが、過去にそれが原因でフラれたことがあり、いい思い出がなかったのです。
そして、彼女を怒らせたままその日は解散することに……。
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