「0点だな」昇進試験の範囲で僕を騙し高笑いする先輩。しかし翌日、先輩の転落人生がスタートし！？
僕は父が経営する会社で働く会社員。とても充実した日々を送っているのですが、1人だけ非常識な先輩が。僕にやけに突っかかってくるのです。恨みを買ったよ …
夫は音楽が好きです。結婚前はよくバンドのライブに出かけており、その影響からギターを持っているということは教えてくれていました。ただ、交際中の夫は職場の寮に住んでいたため、私はそのギターを見たことはなく、もちろん夫が演奏している姿も見たことはなかったのです。
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何してるの！？
結婚後の新居に、夫は数本のエレキギターと大きなアンプを持ってきました。引っ越しの片付けも落ち着いたころ、夫がギターを演奏している姿を初めて見て、私は心底ビックリしました。思わず「何してるの！？」と声を出してしまったほどです。
夫はアンプの前に座り込んでヘッドホンをつけ、ギターを一心不乱にジャカジャカ演奏していたのです。私が話しかけても、夫は自分の世界に入り込んでいるのか返事もしてくれません。
夫の好きな音楽はヘビメタ。その好きなヘビメタバンドの曲を聴きながら、その曲に合わせて激しくギター演奏をすることが夫の趣味だったのです。私はヘビメタバンドの演奏を見たことがなく、ヘビメタそのものもあまり聴いたことがありません。そのため、私にとって夫の演奏スタイルはかなり衝撃的だったのです。
家族にとって最高の趣味
私は、楽器の演奏はひとりで楽しむものではなく、バンドを組んで大勢で楽しむものだと思っていました。しかし、夫と一緒に住むようになってしばらく経ってからも、夫には誰かとバンドを組んで一緒に演奏を楽しむ様子は見られませんでした。
ある日、私が「誰かと一緒に演奏しないの？ そのほうが楽しいんじゃない？」と尋ねてみると、夫は「家でひとりで演奏するのが楽しいんだよ？」とひと言。そのときの私には「そういうものなのかなぁ」と疑問が残りました。
ただ、それから15年が経った今では、夫が家でひとりでギターを演奏する分にはお金も時間もかかりませんし、夫だけでなく、家族にとっても良い趣味だなと思うようになりました。
