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ずっと実家暮らしだった私。そのため、家事に関しては初心者でした。9年ほどひとり暮らしをした経験のある夫にはいろいろと注意を受けることも多くて……。
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交際期間中は私の両親が同棲を認めてくれなかったため、夫と一緒に住み始めたのは結婚後でした。私たち夫婦は共働きなのですが、時間の都合により、家事初心者である私が家事の多くを担当することに。
ただ、私は24歳で結婚するまでずっと実家暮らしだったので、正直、家事には自信がありません。一方の夫は、17歳のときに実家を出てから9年ほどひとり暮らしの経験があり、家事は得意なほうです。そのため、結婚して一緒に住み始めたころから、私は夫からいろいろと家事に関するダメ出しを受けるようになりました。
同棲を始めたのは4月で、最初に喧嘩になったのは6月です。毎日のように雨が降っている時期で、その日もあいにくの雨でした。2人分の洗濯量を考慮し、わが家では2~3日に一度のペースで洗濯機を回しています。その日の私は夫より出勤時刻が遅かったため、溜まっていた服を洗濯し、部屋干しをしてから仕事に出かけたのでした。
そして私と夫がすると、夫はなぜか怪訝な顔に。「どうしたの?」と聞くと、夫は「部屋干ししているせいか、部屋、くさくない?」と言い始めました。そして服を取り込みながら、「やっぱり! 服も全部くさくなってるよ。浴室乾燥機を使ったらよかったのに」と言ってきたのです。
以前、浴室乾燥機は電気代が高いことを調べていた私は、「電気代が高いから浴室乾燥機はあまり使いたくなかった」と夫に伝えました。すると、夫は「でもこんなにくさい服は着られないし、もう一度洗濯機を回して洗い直さないと。そうなると余計な電気代や水道代を使うことになるでしょ。それなら最初から浴室乾燥機で干したほうがよかったと思わない?」と言って、部屋干ししていた中から自分の服だけ脱衣所に持っていき、洗濯機で再び洗い始めたのです。
せっかく、家事に慣れていない私が早起きして2人分の朝ごはんを作り、汚れた食器を洗って、洗濯までして仕事に行ったのに……。家事に対する感謝の言葉もなく、私が仕事から帰ってくるなり、夫は「部屋干しするな! 浴室乾燥機で干せ!」とダメ出しするだけ。そんな夫に腹が立ってしまい、そこから数日間、私は夫とまったく口をきかずに過ごしました。
すると、さすがに夫も言い過ぎたと思ったのか、数日後の週末、夫がコンビニで私の好きなスイーツを買ってきて、「この間は言い過ぎたよ、ごめん。いつも、仕事も家事もありがとう。協力しながら少しずつ覚えていってほしい」と言ってくれました。私たちの初めての夫婦喧嘩は終了し、なんとか仲直りできたのでした。
あのころの私は仕事と家事で疲れていて、夫にうまく歩み寄ることができませんでした。よくよく振り返れば、やっぱり洗濯物がたくさんあったから衣類同士がくっついて少しくさくなってしまっていただろうし、電気代を考えることも大事だけど、夫の言う通り、最初から浴室乾燥機を使ってしっかり乾かすべきだったなぁと思います。
まだまだ家事が未熟だった私は、それから家事経験の豊富な夫にいろいろ教わるようになりました。結婚して家族になったのだから、お互いの得手不得手を考慮し、協力して生活することが大切なのかもしれないと感じた出来事でした。
文/佐藤てるきいさん
イラスト/たこ
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