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結婚後に初めて知って驚いたというお話をまとめています。
私の夫は、難読漢字や謎解き問題などがとても得意です。しかし一方で、一般常識的な地理や歴史はまったくと言っていいほど知りません。その理由を本人に聞いてみたところ、驚きの事実がわかり……。
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私と夫が出会ったのは大学生のころ。そのころから夫はとても博識で、一緒にクイズ番組などを観ていても、難読漢字や謎解きといった問題をすいすい答えていて、とても尊敬していました。
しかし、結婚してからわかったのですが、確かに夫は多くの人が知らないような知識は持っているものの、逆に一般常識的な地理や歴史をまったく知らなかったのです。
たとえば、日本地図で都道府県の場所がわからなかったり、世界の国の首都や国旗も全然知りません。「フランスの首都ってどこ?」と質問された際は、腰を抜かしました。
また、百人一首も知らなければ、2人で遊びに行こうとしている観光地の名産品もわからない。どうしてなのか夫に聞いてみたところ、彼は中学、高校と勉強が嫌いでゲームやマンガばかりの生活を送っていたそう。つまり、彼の知識はゲームとマンガで知り得た情報だったようです。今でこそ夫の苦手な分野は私がフォローするようにしていますが、結婚当初はびっくりしました。
ゲームやマンガはリフレッシュにもなるし、得られるものもたくさんあると思います。ただ、自分の子どもたちには一般常識も疎かにしてほしくないため、ゲームやマンガだけでなく、幼少期から国旗かるたや百人一首などの遊びも取り入れるようにしています。
著者/足立薫子
イラスト/マメ美
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