親に縛られた人生。親の希望ではない「自由な人」との結婚を決めたら…家族の縁が切れることに?
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縁のなさを心配してか親が奔走し、24歳のときにお見合いをした私。結婚への憧れはなかったものの、味気ない毎日にも飽きていて、ちょっとしたイベント感覚でお見合いを了承しました。お手軽なマッチングアプリと違い、出会いの場にお見合いを選択する人は、結婚に対する熱量がハンパないのだと実感した経験で……。
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アプリで気軽に異性と出会える現代では、仲人さんのいるお見合いを選択する人は少ないかもしれません。私は、そんな正統派お見合いの経験者。「まずは友だちから」で始められるマッチングアプリに比べ、お見合いになると結婚への真剣度が上がるのでしょうか。私がお見合いで出会った男性は、結婚への熱量が極めて高い人でした。
私がお見合いをしたのは24歳のとき。あまりにモテない私を心配した親が、知り合いに片っ端から声をかけて相手を見つけてきました。当時の私は、結婚への憧れなどまったくなし。かといって、仕事と食べることだけが楽しみの暗い毎日にも飽きていたので、あまり抵抗もなくお見合いを了承したのです。
お相手は、6歳年上で県職員の三男坊。仲人レディのもと、指定された喫茶店で彼と引き合わされたのち、「あとは2人で……」のお約束通りに、ドライブがてら彼の車で隣県の美術館へ行くことになりました。
車中、ぎこちなさをにじませつつも彼と言葉を交わしたのですが……とてもではないけれど、楽しいと思えるような会話ではありませんでした。
学生時代に熱中したこと、現在の趣味、持っている資格、親子関係について、賃貸派か持ち家派か、財形貯蓄はしているかなど、まるでエントリーシートのような質問を、彼は次から次に繰り出してくるのです!
結婚に対する姿勢が真剣なのはよくわかります。けれど、ガチガチで遊びのない会話、それも初対面の相手から質問攻めされることに、まだ24歳で結婚願望もあまりない私はヘトヘトになってしまいました。
疲労でどんどん口数が少なくなる私に気づき、雰囲気を変えようと思ったのでしょう。彼は「僕、こう見えて趣味はダーツなんですよ。美術館に行く予定を変更してダーツに行きましょうか!」と提案してきます。でも、運動神経の悪い私はダーツなんてまったく行く気になれず、さらに気分が下がってしまいました。
初対面の人に無様な姿は見られたくないないし、そもそも、お見合いの席なのでそれなりにフォーマルな服装を選んできているし、足元もヒールだったのです。「それなら美術館のほうが……」と控えめに答えて、私たちは美術館賞をして解散しました。
先方はハキハキしない私がお気に召さず、私も圧迫面接で精神をゴリゴリ削られ、お互いが納得した上でお見合いは破談となりました。
その後も親の計らいで何度かお見合いしたものの、ご縁はありませんでした。結局、私の性格をよく知る友人が私に合いそうな男性を紹介してくれ、彼との会話で波長が合うと感じた私は、そのままお付き合いに進んだのち結婚しました!
人見知りで気弱な私には、結婚前提のお見合いでスピーディに自分の良さをアピールすることが難しかったです。あくまで私個人の感想ではありますが、お見合いって一種の面接なのかもしれない……と感じた体験でした。
文/春山かすみさん
イラスト/アゲちゃん
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