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結婚する前、夫はひとり暮らしをしていました。私がそんな彼の家に入り浸る感じになり、気づけば半同棲状態に。一緒に過ごす中で、次第に「お互いの家では当たり前だったけれど」という生活や価値観のズレに気づくことになり、揉めたこともたくさんで……。
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私が彼に対して譲れなかったことは2つあります。1つ目は「かばんをベッドや机に置かない」。2つ目は「出かけた服でベッドに寝ころばない」こと。
私的には外で使ったものは汚れているという認識があり、寝るところ、食べるところへ置くことは断じて許せませんでした。そして、それは私の実家もそうなので当たり前と思って生きてきたのです。ですが、彼にはその考えは一切なく、「なぜだめなのか」の一点張り。言い合いになり、揉めてしまいました。
そんな彼が譲れなかったことは暖房や、お風呂に入るときのお湯の温度です。
私の実家は暖房の温度を高めに設定する家でした。またお風呂のお湯の温度も高めだったのでそのようにしていたら、彼から「光熱費がもったいない!」と言われたのです。夫の家では当たり前のことではなく、温度を高く設定していることが「もったいない」と感じたようなのです。
気に入らないことがあったときはイライラし、自分の当たり前を相手に押し付け合っていた私たち。だからこそ毎回、口喧嘩に発展してはギクシャクして……。彼との将来を考えていたからこそ、この状況ではいけないと思った私たちは、お互い譲れないことを言い合い、どうすればよいかを話し合うことに。
結局、私が譲れない「ベッドにかばんを置かない」「出かけた服でベッドに寝ない」という決まりは彼が我慢して守ることを了承してくれることに。暖房やお風呂の温度については、少し温度を下げて使い続けてみたところ、私としても慣れていき意外と平気だったため、彼の考えを尊重することに。
その他にもお風呂に入るタイミングや、洗い物や洗濯の仕方など本当にささいなことで揉めました。しかし、そのたびに話し合いをしてお互いが譲歩することで解決することができました。
今思うと、結婚前にそういった喧嘩ができたからこそ、結婚してから子どもが生まれるまでは比較的喧嘩の少ない日々を過ごせていたのかなと感じます。
私が譲れなかったことも夫が譲れなかったことも他人から見るとしょうもないことなのですが、一緒に生活するとこういったささいなことが気になってストレスになります。
そのため私は結婚前に喧嘩して、きちんと解決できてよかったなと思っています。そして、結局譲れないことがあるということは、どちらかが折れないといけないのだなとも実感しました。話し合うことの大切さをとても感じている日々です。
著者:松谷 えりな/30代女性。令和元年生まれの息子と、平成28年、平成30年、令和2年生まれ娘たち4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。
イラスト:すうみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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