「いい加減にして」自分だけメニューを見て戻す夫。妻がブチギレると予想外の展開になり!?
飲食店に入ると、いつも自分だけメニューを見て、私に渡すことなく戻してしまう夫。私は「もう少し気づかってくれてもいいのに!」とイラッとしてしまい…… …
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いきなり、夫から浮気を疑われた私。きっかけはとても些細なことで……。
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夫と私は、以前からお互いの携帯電話の暗証番号を共有していて、いつでも携帯電話の中身を確認できるようにしています。なぜかというと、夫が嫉妬深い性格だからです。
私が働いている職場の同僚は気さくな性格の方が多く、男女関係なくプライベートでもメールのやりとりをしています。また、私はたまに異性の同僚と食事やお茶をしに行くことがあるのですが、夫も仕事の付き合いで女性同伴で食事に行く機会があります。
お互いに仕事で異性と関わる機会があるため、私はまさか同僚とのメールがきっかけで、夫に浮気を疑われることになるとは思ってもいなかったのです。
男性の仕事仲間と少し大きな仕事をしていたとき、私の自宅近くのカフェで、よく2人で打ち合わせをしていました。そんなある日、男性の同僚から「明日の打ち合わせもいつものところで」とメールが送られてきて、夫がその通知をたまたま見てしまったのです。
私は台所で晩ごはんを作っていたのですが、夫から「このメールの相手は誰?」「お前、浮気してんの?」と問いただされ、私はただならぬ空気を感じて夕食作りを一時中断しました。
メールを見たと言う夫に、「どうして浮気だと思ったの? ただの仕事仲間からのメールだよ」と答えたのですが……想像力が豊かな夫には、浮気相手と秘密の待ち合わせをしているようにしか思えなかったようです。
その日から、夫から私に対する態度が急変しました。
それからはいつでも私の行動がわかるように、GPSで常に私の居場所を監視するようになった夫。
疑いを晴らしたいと思った私は、夫に何度も「仕事仲間に会って話を聞いてもらえないか」とお願いしましたが、夫は聞く耳を持ってくれません。やましいことをしていたわけでもなく、仕事仲間と協力してお客様のためにいい物を納品しようと一生懸命仕事をしていたつもりだったのですが……。一番理解してもらいたい夫に認めてもらえず、とても悲しくなりました。
その後、私たち夫婦はケンカをすることが増え、私が精神的につらくなってしまったため、仕事仲間に事情を話し、徐々に仕事を減らすようにしました。迷惑がかからないように仕事をすべてやり終え、しばらくして専業主婦になった私。以降は、夫の中でようやく浮気の疑いが消えたようで、今では夫婦仲が無事に回復しました。
嫉妬しやすく疑い深い性格の夫なので、些細なメールひとつで浮気を疑われてしまいました。あわや離婚の危機でもあったのですが、乗り越えることができたのも、当時の仕事仲間が私たち夫婦の問題に深い理解を示してくれたおかげだと思っています。同僚に迷惑をかけてしまったことは今でも申し訳ない気持ちでいっぱいですが、同時に心から感謝しています。今後、また夫からあらぬ疑いをかけられる可能性もありますが、とりあえず今回の件では誤解が解けてよかったです。
著者:月野 結/女性・主婦
イラスト:すうみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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