私の婚約者を略奪しようとした妹。しかし実は、妹が惚れた「イケメン」は男性ではなく！？
目次 1. 妹に婚約者の存在がバレて… 2. 彼の妹を婚約者と勘違い！？ 3. 妹「 恥をかいたじゃない」 妹「 恥をかいたじゃない」 1カ月後、 …
妹「 恥をかいたじゃない」
1カ月後、A子から「女性ってどういうこと！？ お姉ちゃんからイケメン彼氏を奪えると思ったのに」との連絡が。やはりA子は、彼の妹さんのことを男性だと勘違いし、私から略奪しようとしていたよう。
「どうして早く教えてくれなかったの？ 恥をかいたじゃない。責任をとってよ」と怒るA子に、私は反論。
「勘違いしていたとはいえ、私の婚約者に手を出そうとしたのは事実。前にも言ったけど、今度こそ姉妹の縁を切らせてもらうからね。それに、お父さんとお母さんにも報告するから」
「ちょ、ちょっと待って！」とうろたえるA子。実は、父と母も、今度A子が私の彼氏を略奪するようなことがあれば、実家から追い出すと宣言していたのです。
「もうしないから！ ごめんなさい！」と慌てて謝るA子に、私は「今さら遅いのよ。さようなら」と告げて縁を切りました。
そして、私と彼は無事に結婚。A子は抜きで結婚式もおこない、多くの親族や友人たちに祝ってもらえたのでした。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
イラスト：わかまつまい子
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