40歳、結婚するはずだった私は、婚約者を奪われた―婚約者を奪った後輩女性の末路とは
40歳で迎えるはずだった、私にとっての人生の大きな節目。結婚式を目前に控え、忙しくも幸せな日々を送っていました。そんな私のもとに届いたのは、会社の …
5年後に突然現れた元彼
私は彼と別れた後、すぐに引っ越しもしました。それから5年後。私がカフェで大好きなプリンを堪能していると、1人の男性が親しげに話しかけてきました。顔を上げると、そこにいたのはなんと元彼で……。
久しぶりに再会した元彼は、目をキラキラさせながら「喜べ！ 今なら結婚してやるよ！」と、変わらない上から目線で意味不明なことを言ってきました。私があ然としていると、「今から婚約届を書こう」と勝手に話を進めていく元彼。そんな中、私のもとにある女の子と男性が近づいてきました。
あの…結婚してるんだけど
私の近くに来た女の子は「ママ？」とひと言。そう、私はこの5年の間に結婚し出産もしたのです。状況が理解できない元彼は「えっ？！ 俺の子！？」と大慌て。呆れた娘が「この人誰？ パパ！」と手を繋いでいる男性に目を向けました。
私は「あなたと別れてすぐに引っ越して、転職先で彼と出会って交際半年で結婚したの」と元彼に説明。「そんなこと知らねぇ。お前はずっと俺と結婚したかったんだろ！」とわめく元彼を見て、私の夫が口を開きました。
「どこかで見たことあると思ったら、以前うちの会社に来ていたあの派遣さんか！」
