親に縛られた人生。親の希望ではない「自由な人」との結婚を決めたら…家族の縁が切れることに?
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「今は、年収1000万円世帯でも家計破綻する時代。年収1000万円の世帯で特に贅沢している気がなくても、貯金する気がなければ、お金は十分には貯まらないからです。貯蓄が十分にできない生活水準を続けた場合、些細なことで簡単に家計破綻してしまうのです。
一番ありがちなのが、「専業主婦・住宅購入・子沢山」のケース。それと同時に、教育費は進学するたびに上がる性質なのにもかかわらず、最近では40歳を過ぎれば大手企業でもリストラや降格人事の対象になりかねません。そのうえ、40歳を過ぎると満足な就職や転職が厳しくなるため、これらが重なることによって、40歳ごろから家計が破綻する人が出てくる傾向にあるようです。
そこで、家計破綻をしないために重要なのが、「生活が苦しくならないよう、しっかりライフプランを立て、できれば子どもや家のことなども計画的に行動すること」です。
ちなみに、ライフプランとは、簡単にいえば「人生設計」です。今後の人生をどう生きていきたいかを考え、同時に大きなイベント(結婚・出産・住宅購入・子どもの進学など)でいくら必要になるか考えて、収入などのお金事情を生涯スパンで計算します。すると、「このままでお金が足りるのか、いくら足りないのか」がわかるため、足りない場合には「ではどうやって足りるようにするか」を考えることができるのです。つまり、ライフプランをつくることで、例えば「共働きにすることが必要か、そのタイミングはいつか」「余暇費はどれくらいまで使えるのか」などの対策が計画できます。ライフプランを作成することで、「未来を見据えて余裕をもってお金の準備ができる」のです。
ちなみに、ライフプランの作成にはどうしても相応の金融知識が必要になるため、できればファイナンシャル・プランナーに作成依頼することをおすすめしますが、まずは自分で簡単に作成することも可能です。その場合は、インターネットで「ライフプラン 作成ツール」「ライフプラン 表」などと検索してみるといいでしょう。」(山本氏)
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