親に縛られた人生。親の希望ではない「自由な人」との結婚を決めたら…家族の縁が切れることに?
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遅い時間に起きる私は、当然夜遅くまで仕事をします。一方、夫は普通の会社員なので、朝早く出勤し、夕方ごろには帰宅します。夫婦の時間を大切にしたい夫は、朝が早いのにも関わらず、私の仕事が終わるまで起きていることもあり、次第に寝不足になっていきました。
このころになると、お互いに生活リズムが真逆であることに気付き始めます。私は夜型のロングスリーパーで、夫は朝型のショートスリーパー。休日は昼まで寝ていたい私に、休日でも朝早くに目が覚めてしまう夫。すべてが真逆でした。
夜型・朝型という生活リズムは、直そうとして簡単に直るものではありません。付き合っているときは夫が私に合わせてくれていましたが、2人での生活が始まると、合わせるにも限度があります。
私が朝型の生活になるように時間を合わせようとしたこともありましたが、明らかに夜の方が仕事の効率が上がるため、完全に合わせるのは難しい状況でした。
夫にも私にも「このすれ違い生活を解決したい!」という思いはあるため、結果的にお互いにそれぞれ少し生活時間を相手に寄り添うように。私は少し早くする、夫は少し遅くするという方法で妥協しています。夫は若干の寝不足を抱え、私は以前よりも仕事の効率が若干落ちた状態ではありますが、夫婦の時間を大切にしながら生活できるようになりました。
金銭感覚や一般的な価値観が合えば結婚生活はうまくいくと考えていた私にとって、生活リズムの違いは想定外のものでした。それ以外の点では仲良く暮らしていますが、やはり他人と暮らす以上すべて完璧に!とはいかないようです。できれば、夫の若干の寝不足、私の仕事の効率アップという点を少しでも改善していきたいと思っています。
著者/百田
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