「奪ってごめ〜ん」同僚に婚約者を略奪された私。泣いていると声をかけられ「社長夫人になる?」
とあるIT企業に勤めている私は、同じ会社で働く部長・A男と婚約。しかし数カ月後、同僚のB子に彼を略奪されてしまい……。 目次 1. 私の婚約をよく …
ムーンカレンダー 生理・恋愛・美容 女性のリアルを毎日お届け♪
私は新卒社会人1年目の22歳のとき、付き合って半年の彼との結婚を決めました。周囲からは「そんなに早く人生の大きな決断をしていいの?」と心配する声もありましたが、私には迷いなく決断できた理由があるのです。
就職を機に、上京してひとり暮らしをはじめた22歳の私。新生活は、心躍る暇もないほど仕事に忙殺されていました。
業務中の忙しさはもちろんですが、業務時間外も勉強すべき宿題が多く、徹夜をして必死にテキストを読み込む日々。気分転換をする余裕どころか、身の回りのことも満足にできないまま、ただガムシャラに日々突っ走っていました。
そんな無理がたたったのか、私は毎週のように39度の高熱を繰り返し出すように。ですが、点滴を打てば回復するので、毎週のように病院へ通い、点滴を打ち、そこから仕事に戻るという生活になっていきました。
そんなとき、1人の男性に出会いました。
彼は友人の知り合いでした。何度か会って仲良くなったころ、私のハードワークを知った彼は、部屋のスペアキーを渡すように言ってきました。もちろん、私は躊躇しました。しかし、怪訝な顔をする私に彼はこう諭してきたのです。
「ひとり暮らしの部屋で倒れて、取り返しのつかないことになったらどうするの?」
その言葉を聞いた私は、彼を信頼してスペアキーを渡すことに。すると翌週、彼の忠告は的中しました。私は真夜中に部屋で倒れ、動けなくなってしまったのです。意識が朦朧とするなか、なんとか彼の電話番号にコールしたところで私はブラックアウト……。
目が覚めると、私はかかりつけの病院のベッドで寝ており、腕には点滴が刺さっていました。そして横に立っていたのは、スペアキーを預けた彼でした。
「目が覚めたね。先生を呼んでくる」
あとで聞いたところによると、私の着信に気づいた彼はすぐさま部屋に駆けつけ、私の持ち物から診察カードを探して病院まで運び、仕事を休んで私のそばにいてくれたのでした。
私が病院から帰るときも、彼は部屋まで送り届けてくれました。そして、私がベッドで眠っている間に、近所のスーパーで買い物をし、ねぎのお味噌汁と肉じゃがを作って冷蔵庫に入れ、さらに、白米を炊いて、小分けにし、冷凍庫に入れておいてくれたのです。
私が目が覚めたときにはすでに彼の姿はなく、仕事に出かけてしまったあとでした。
この一件で、私にとって彼は命の恩人に。この先、何年かかっても少しずつ恩返しをしたいと思うようになり、お付き合いを始めました。
いつもは無口で言葉足らずな彼。甘い言葉やロマンチックなデートなんて一度たりともありませんが、生涯一緒に生きていくパートナーとして彼ほど信頼できる人はいないと確信できたのです。そのため、付き合って半年ほどで「結婚しよう」とプロポーズされたときも、迷わず「よろしくお願いします」と答えました。
結婚して数年経った今でも、私や子どもがピンチのとき、すべてを投げ捨てて全力で守ってくれる彼。だからこそ、私も彼に恩返しをしようと日々の生活を頑張ることができます。ひとりでは生まれない力が、彼のおかげでわいてくるような気がするのです。
言葉も笑顔も大切だけど、行動で愛を示してくれることが、結婚においては重要なポイントになると思います。
文/佐藤栞さん
私は25歳のとき、12歳年上の看護師の彼と結婚。ひと回り年上の彼が大人に見えた私は、「この人と結婚したら幸せになれるはず!」と思い込んでいました。しかも、まわりは結婚ラッシュ真っ盛...
続きを読む私が新婚時代の出来事です。秋ごろに夫と清里、蓼科方面へ2泊3日のミニ旅行に出かけました。1日目は清里の、2日目は蓼科のペンションに泊まったのですが、2日目の夜から3日目の朝にかけて...
続きを読む半年前に結婚した私。しかし、結婚してから夫と義母は豹変し、中卒の私のことをバカにしてきたり、義実家の家事をやらされたりで精神的に疲れてしまいました。そんなある日、私の前に救世主が現...
続きを読む今年最も読まれた「スカッと体験談」トップ10を発表します!ぜひこの機会に一気読みしてください!! それでは、ムーンカレンダー読者に今年もっとも読まれたスカッと体験談ランキングを1位...
続きを読む独身でアラサーの私には、大企業勤めの兄がいます。兄は昔から私のことを見下しており、結婚してからは義姉まで一緒になって私のことを貧乏人呼ばわり。価値観の違いを感じた私は、極力距離を置...
続きを読むとあるIT企業に勤めている私は、同じ会社で働く部長・A男と婚約。しかし数カ月後、同僚のB子に彼を略奪されてしまい……。 目次 1. 私の婚約をよく …
高校3年生だった私は、兄と暮らしていました。高校を卒業するまで一緒に暮らす予定でしたが、卒業を間近に控えたころ、兄の結婚相手が一緒に住むことになり …
うちの夫は、レジ袋を買うのが嫌いです。エコバッグを忘れてしまったときでも、かたくなにレジ袋を買わず、買ったものを手で持って帰ろうとします。そのせい …
これは私が夫からプロポーズをされたときのお話です。何回かの食事やデートを経て、彼からプロポーズされました。季節は8月。ムシムシとした中で公園に並ん …
中堅の印刷会社の社長にヘッドハンティングされた私。しかし、入社すると意地悪な課長からいびられる日々で、モヤモヤした気持ちを抱いていました。そんな中 …
自宅で洗濯をしていたとき、夫の衣類を手にしてビックリしたことがあります。それは……。読者が経験した「パートナーにビックリしたエピソード」を紹介しま …
私たちは結婚を前提にお付き合いをしていました。このまま順調に交際を重ねて、彼と家庭を築くのだろうと思っていたのですが……。読者が経験した「入籍前後 …
独身でアラサーの私には、大企業勤めの兄がいます。兄は昔から私のことを見下しており、結婚してからは義姉まで一緒になって私のことを貧乏人呼ばわり。価値 …