「ひとりで生きていく」人生に疲れきったアラフォーの私が、行きつけの店で運命の出会いをした!?
人生に疲れ、毎日ひとり飲み歩いていた30代後半のころの私。そんなとき、行きつけのお店で出会った彼が、私のその後の人生を大きく変えることとなったので …
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そして「このままではダメだ」と思った私は、その日のうちに彼に自分の気持ちを打ち明けることにしました。
「結婚はしたいけれど、あなたのお母さんのことがわからない。私に対して興味がないのは構わない。でも、少なくとも嫁に入る、姓を変える側の気持ちとして不安がある」と感じていたことをすべて話しました。
それに対する彼の答えは、「母は他人にあまり興味がなく、人と話すことが苦手だから仕方ない」というものでした。しかし、彼のお母さんは普段接客業をしています。せめて、ビジネスライクな対応でもできないのかという気持ちでさらにモヤモヤしてしまいました。
彼との入籍はお互いの家に挨拶したひと月後に予定していましたが、このままでは彼のお母さんのことが気がかりで私の心がより不安定になってしまうと感じ、入籍の話を一旦ストップすることに。
その後、彼から彼の実家に私の不安を伝えてもらい、しこりを残しつつも和解しました。無事に結婚しましたが、やはり義母は今でも私と話そうとしてくれません。私から何度も歩み寄ろうと努力をしましたが、それでも義母の様子は変わらず……。
私の中でだんだんと苦痛になってきてしまったのでやめました。義母が冷たい理由はわからないままですが、会話が必要なときは夫が間に入ってくれるので問題はありません。私の歩み寄りが義母の負担になってしまうのも嫌なので、今は適度な距離感を保ちながら接しています。
著者/畑野ナツミ
イラスト/マメ美
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