「変な人だったらどうしよう」まずは1人目！31歳沖縄出身の男性に会ってみた #アラサー婚活道 7

【アラサー婚活道 第7話】ムーンカレンダー編集室・くららの恋愛体験を赤裸々に綴っていく連載企画「アラサー婚活道〜令和のイマドキ恋愛事情〜」が始動！ 自身の恋愛話をベースに、アラサー独身女性の視点から見た最近の婚活事情を、ほぼノンフィクションで語ります。「他人の恋バナを聞くのが大好き！」「令和時代の婚活市場が気になる！」なんて方は、ぜひ暇つぶしにどうぞ！

★前回のあらすじ★
『共通の趣味があって話が合う人』と付き合って結婚することを目標に、マッチングアプリに登録！『いいね』をくれた男性の中から、自分と話の合いそうな人を見極めて『いいね』を返し、最終的に30人くらいの男性とやりとりをスタート。「こんなに多くの人と同時進行でやりとりをするのは精神的に疲れるなぁ」と感じつつも、いろんな人とやりとりする日々が続きました。そしてついに、ある男性から「今度、飲みに行きましょう」とのお誘いが！ 約束当日、待ち合わせ場所に現れたのは……。

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1人目は沖縄出身の男性

マッチングアプリを始めて2週間が経過したころ。朝から夜まで仕事をし、帰宅途中の電車内で少しだけマッチングアプリを開いてメッセージを返して……といった生活を2週間ほど繰り返して、ようやく私は1人目の男性と会うことに！ ネットで知り合った素性のわからない男性と会うことに不安と緊張を感じながらも、なんとなく婚活が進んだ気がしてうれしい気持ちもあった。

マッチングアプリを通じて最初に会うことになったのは、理学療法士をしている31歳の男性。私から見ると彼は3歳年上で、年齢差はちょうどいい感じ。

彼と仲良くなったきっかけは、沖縄だった。私がマッチングアプリの自己紹介文に「沖縄によく行きます。オリオンビールが好きです」と書いていたのを彼が見つけて、「実は僕、沖縄出身なんです」と話しかけてくれ、それから沖縄についての話題で盛り上がって、共通の趣味である音楽や美術、映画の話もするように。ある程度仲良くなったところで、実際に会う約束をした。

約束当日、彼と会う前の心境は…

ちょうど、彼の職場の近くである東銀座のあたりに、私が前々から行きたいと思っていたもつ鍋屋さんがあり、金曜日の夜8時に、東銀座駅の改札前で彼と待ち合わせとなった。

そして、いよいよ約束当日。「今日は残業しない！」と心に決めてひたすら業務をこなした私は、見事に定時で仕事を終えて、職場の女子トイレでどろっどろに崩れたファンデを念入りに直した。それでも、約束の時間まではあと1時間も残っていて、暇を持て余した私はひとりでカフェに入り、

（はぁ〜、緊張してきた。変な人だったらどうしよう）
（実際に会ってみたら、全然話が弾まない可能性もあるもんなぁ）
（いや、むしろめっちゃタイプだったらどうしよう。そしたらもう1人目で婚活は終了？）
（でも、せめて何人かとは会ってみたいよなぁ）

と、今から会う彼に対して不安と期待を抱きながらも、今後の婚活について考えていた。