
私が15歳のとき、使いたい生理用品がありました。でも、当時は母に相談することも恥ずかしく、自分でこっそり使ってみたら、失敗の連続……。でも、ひょんなことからその経験が役立つことになったのです。
従妹からある日思わぬ相談が
私の自宅の近くにある中学校に通っている従妹は、放課後、部活の帰りなど立ち寄っては夕食を食べて帰ることもしばしば。あるとき、いつものように私の自宅にきていた従妹から相談を受けました。多分、従妹にとって自分の母親より妹の私のほうが年齢も少し近いし、気楽に相談しやすかったのかもしれません。
従妹は運動部に入っているので、生理のときの失敗が少ないタンポンを使ってみたいものの、やはり異物を体内に入れるという不安があるらしく、いろいろ聞きたいようでした。たしかにタンポンデビュー前の不安は私もはるか昔に感じたことだったので、従妹の気持ちは手に取るようにわかりました。
私のタンポンデビューはつまづきばかり
思い返すと、私のタンポンデビューは、今でも忘れられないほどつまづきばかりでした。当時15歳だった私は、生理中の臭いが気になっていたのと、経血の量が多かったので、タンポンを使用したかったのですが、母親に話すことがなんだか恥ずかしく……。おこづかいでこっそり購入しました。
ただ、生理前に試したため、スムーズに挿入できず何度も繰り返した結果、あまりの痛さにその日は諦めることに。
数日後に生理が始まり、すると今度はスムーズに入れることができました。でも今度は、どこまで入れたらいいのかわからなくて……。説明書には奥まで挿入すると書かれていましたが、結局入口付近にしか挿入できませんでした。すると、しばらくすると痛みが出てきたり、タンポンが出てきてしまったりと踏んだり蹴ったりでした。
従妹のタンポンデビューは大成功
私は、従妹にこのような私の失敗談を話して聞かせました。やっとタンポンを無事に挿入することに成功してからも正しい位置に装着できなかったりと、今考えると想像もつかないような失敗に従妹と大笑い。でも当時の私にとっては誰にも相談することできずに、失敗しながら慣れていきました。
これを聞いた従妹は気持ちがラクになったのか、その後生理が始まってからしっかりと奥まで入れるように頑張ってタンポンデビューを無事に成功させたのです。今回のことで私もずっと忘れていたことを思い出すことができ、懐かしさでいっぱいになりました。
まとめ
従妹は今でも私のタンポンデビューの失敗談のおかげで、不安が和らぎ勇気をもらえたと言ってくれています。私も、このようなきっかけがなければタンポンデビューの失敗など思い出すこともなかったと思いますが、たまには昔の自分を思い出すのも楽しいものだなと感じました。
監修/助産師REIKO
著者/SAKURA
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