
大学卒業のとき、友人と3人で11日間の卒業旅行に行きました。行き先はヨーロッパ。こんなに長期間の旅行に行くのは初めてで、とても楽しみにしていたのですが……。
実は嫌な予感がしていた
大学生のころ、いつも仲良くしていた友人2人がいました。出身もバラバラで、決まった就職先もバラバラ。卒業前には11日間の卒業旅行を計画し、とても楽しみにしていました。
ところが、旅行数カ月前になってから、卒業旅行の出発日と生理予定日がぴったり同じだと気付きました。
そのため、旅行の用意をしながら手持ちのかばんとスーツケースに生理用品をたくさん詰め込み、準備万端にしました。
不安的中! 旅行初日に生理がきた
卒業旅行の出発日、その不安が的中しました。飛行機を待つ空港のトイレで、生理になったことに気付いた私。動けないほど重い生理痛ではないけど、おなかは痛いし、機内や慣れない海外でナプキンを替えるのも面倒だし。
「せめて最初の数日ぐらいは、生理じゃない状態で楽しみたかったな。11日間の旅行のうち、大半が生理だなんて、ついてないな」。そんなことを考えながら、友人2人にも「生理になっちゃった……。ショックだなぁ」と話しました。
友人の言葉のおかげで前向きになれた
それを聞いた友人は、生理痛は大丈夫?と気にしてくれながらも、「でもよかったじゃん! 初日から生理になったなら、荷物になってたナプキンをどんどん減らせるし、その分お土産いっぱい買えるね!」と笑顔で言いました。
その言葉は、まさに目からウロコ! 楽しみだった旅行と生理がかぶるなんて残念だなぁとしか思っていなかったので、友人のその言葉で一気に前向きな気持ちになれました。
多めに持って行っていたナプキンも心置きなく使って、荷物が減っていくたびに「どんなお土産買おうかな~」と楽しく思えました。
友人の言葉がなければ、きっとテンションが低いまま旅行の期間を過ごしていたと思います。何事も捉え方や考え方って大事だなと思いました。
それ以来、旅行の計画と生理が重なっても、多めにナプキン持って行って、その分お土産いっぱい買うぞ~と思いながら、生理期間も楽しめています。
監修/助産師REIKO
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著者/よっちゃん
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